清澄庭園

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
概観

清澄庭園(きよすみていえん)は、東京都江東区にある日本庭園。

概要[編集]

東京都公園協会が管理する都立庭園。同じく都立庭園である浜離宮恩賜庭園六義園小石川後楽園などとともに都立9庭園の一つである[1]。 大泉水を中心に大きく配置し、木々に覆われた周囲には名石・建造物が点在するほか、四季それぞれの植物を楽しめる池泉式回遊庭園の構造をとる。

庭園のほかに、開放公園の清澄公園が敷地内にある。こちらは芝の広場を中心とし、一般の公園と同じようなつくりをしている。

隅田川岸に近く、東京都公園協会が発行し庭園で配布されているパンフレットによれば、大泉水はかつて隅田川から水を引いていた。しかし、現在は雨水を使っている。

池泉式回遊庭園ということで大泉水の周囲に順路が張り巡らされているが、中でも特徴的なのが磯渡りと呼ばれる飛び石の道である。池の淵の水面に浮かぶ石を渡っていくこの道は、しばしば庭園の顔として扱われ、その画像は前述のパンフレットの表紙や公園協会公式ページのトップを飾っている。(2020年12月現在)

園内で見られる特徴的な動物としては、池に浮かぶ島にたむろしていることが多いアオサギをはじめとする野鳥や、池に棲むミシシッピアカミミガメスッポンなどのカメ類が挙げられる。庭園公式では、先ほどのページに記された副題からみられるように、野鳥観察を前面に出してPRしているようだ。

庭園南側には、自由広場と花菖蒲園があり、緑の多い園内において花観察の場となっている。また「富士山」という小高い丘が最南東部に聳えているが、本物とは異なり登山はできない。

交通アクセス[編集]

出典[編集]

外部リンク[編集]

関連項目[編集]