清滝仁志
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清滝 仁志(きよたき ひとし、1966年 - )は、政治学者。駒澤大学法学部政治学科教授。専門は西洋政治思想史。
経歴[編集]
北九州市生まれ。九州大学法学部卒業[1]。農林水産省のキャリア官僚を経て[2]、1997年九州大学大学院法学研究科博士課程修了[1][3]。「ジョン・ミルトンの政治思想 : 徳・宗教・自由」で博士(法学)(九州大学)。2004年駒澤大学法学部政治学科教授。トロント大学政治学部客員研究員(2011-2013)、政策研究フォーラム常務理事(2021-)、シドニー大学社会政治学スクール客員研究員(2023-)、カルガリー大学政治学部客員研究員(2024-)[4]。
人物[編集]
西洋政治思想史の研究者だが、民社党の研究もしている。もともと民社党にあまり良いイメージを持っていなかったという。河合栄治郎についての本を書いた関係で政策研究フォーラムに誘われ、入会後に民社党に興味を持って研究を始めたという[2]。論文に「河合榮治郎における教養と理想主義」(『駒澤法学』第7巻第4号、2008年)、「国家と人間の政治学 : 民主社会主義者・中村菊男の思想的考察(1-6)」(『駒澤法学』第18巻第1号-第19巻第4号、2018-2020年)、「日本の社会民主主義はなぜ発展しなかったのか? : 民社党誕生の背景」(『駒澤法学』第20巻第3号、2021年)、「民主社会主義新党の登場と挫折 : 一九六〇年体制の確立」(『駒澤大學法學部研究紀要』第79巻第1号、2021年)などがある。友愛労働歴史館の第21回政治・社会運動史研究会(テーマ「民主社会主義者・中村菊男の学問と実践」)の報告者[5]、「第2回民社党結党60年記念の集い」の講師を務めている[6]。
著書[編集]
- 『近代化と国民統合――イギリス政治の伝統と改革』(木鐸社、2004年)
- 『純理自由主義者 河合栄治郎――改革者の使命と実践』(啓文社書房、発売:啓文社、2019年)
- 『中村菊男――政治の非合理性に挑んだ改革者』(啓文社書房、2023年)
出典[編集]
- ↑ a b 中村菊男―政治の非合理性に挑んだ改革者 紀伊國屋書店
- ↑ a b チャンネルAJER(ゲスト 清滝仁志駒澤大教授) 荒木和博BLOG、2021年9月4日
- ↑ 清滝 仁志 (キヨタキ ヒトシ,KIYOTAKI Hitoshi) 駒澤大学研究者情報データベース
- ↑ researchmap
- ↑ 研究会「民主社会主義者・中村菊男の学問と実践」を開催、9月11日! 友愛労働歴史館、2019年9月22日
- ↑ 民社党結党60年記念講演会が開かれる、1月18日・友愛労働歴史館研修室! 友愛労働歴史館、2020年1月27日