津田公男

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津田 公男(つだ きみお[1]1942年[2] - )は、平和問題研究家[3]。ジャーナリストの津田大介は息子[4][5]。名前は出ていないが、津田大介は朝日新聞朝刊のコーナー「おやじのせなか」、 中日新聞朝刊のコーナー「家族のこと話そう」で父親について語っている。

人物[編集]

津田大介は、朝日新聞「おやじのせなか」で「父は学生運動に傾倒し、一貫して社会主義という理想に身を捧げてきた人です。社会党副委員長だった故高沢寅男氏の私設秘書をはじめ、旧社会党系の団体の職員をしていました」と語っている[6]。東京新聞「家族のこと話そう」では「父親は六〇年代に学生運動にかかわったのを機に、大学卒業後は一度も会社勤めをすることなく、労働運動や政治活動に身をささげてきました。十年ほど、社会党副委員長を務めた元衆院議員の高沢寅男さんの私設秘書も務めていました」と語っている[7]

労働者運動資料室サイト管理人は、「津田公男さんは社青同社会主義協会の専従を長く務めた方で、現在、社会主義協会本部でボランティア専従をしています。昨年は私といっしょに中国に行きました。社会主義協会本部HPは津田さんの息子さんが経営しているIT会社に管理運営を委託していると聞いていますが、この息子さんとは津田大介さんでしょうか」と述べている[8]

1979年時点では社青同中央常任委員[2]、1984年時点では平和運動研究会会員だった[9]

著書[編集]

  • 『ガイドライン――日本が戦争をはじめるとき』(編著、労働大学[現代シリーズ]、1998年)
  • 『有事=戦争社会――その時憲法が止まる』(津田公男ほか著、労働大学[現代シリーズ]、2002年)
  • 『憲法でまなぶ「自由、人権、平和」――知らないでは、すまされない!』(齊藤小百合、井上輝子、内海愛子、八柏龍紀、西澤清、山田省三、丸山重威、長谷部貴俊共著、労働大学出版センター[労大ブックレット]、2013年)

出典[編集]

  1. 津田, 公男 Web NDL Authorities
  2. a b 久保綾三編著『自衛隊――独占資本の傭兵軍』十月社、1979年
  3. 県職ニューストピックス2006年1月号 定期第1259号 静岡県職員組合
  4. 明日から党大会&一般質問通告。 前向き宣言! 社民党 さぬき市議会議員 多田雄平、2012年2月23日
  5. 朝日新聞「おやじのせなか」理想追い思想押しつけず(津田大介さん) 労働者運動資料室サイト管理人より、2013年1月31日
  6. (おやじのせなか)理想追い思想押しつけず 津田大介さん 朝日新聞デジタル、2013年1月31日
  7. ジャーナリスト 津田大介さん 中日新聞、2019年5月26日
  8. 社民党大会一日目 労働者運動資料室サイト管理人より、2012年2月25日
  9. 近江谷左馬之介編著『現代の軍国主義』十月社、1984年