久保綾三
ナビゲーションに移動
検索に移動
久保 綾三(くぼ あやぞう、1930年 - )は、軍事問題評論家[1]。
経歴[編集]
和歌山県生まれ[2]。父は製材業者[3]。旧制和歌山県立新宮中学校、早稲田大学法学部卒業[2]。1953年和歌山日日新聞記者、1955年紀南新聞記者、1962年勝浦温泉ボート株式会社支配人、1964年紀南新聞東京支局長、1966年軍事問題研究会事務局次長を経て、1970年軍事評論家として独立。1971年合資会社柏市冠婚葬祭互助会代表社員[3]。
1965年日本社会党に入党。1966年11月から1974年10月まで柏市議会議員(3期)。1974年11月の千葉県議会議員補欠選挙(柏市選挙区)に社会党から立候補して当選し、1975年4月の選挙でも再選して1979年4月まで務めた[3]。
社会党では1966年柏総支部書記長、千葉県本部執行委員、1974年柏総支部委員長、千葉県本部政策局長、1978年千葉県本部統制委員長。また県議の傍ら、有限会社柏石材代表取締役、互助会救急センター理事長、労働大学講師なども務めた[3]。
著書[編集]
- 『BC兵器――安保体制下の恐怖』(三省堂[三省堂新書]、1969年)
- 『日米安保条約体制史――国会論議と関係資料 3 1961-1968年 日米新安保体制の展開』(吉原公一郎共編、三省堂、1970年)
- 『日米安保条約体制史――国会論議と関係資料 1 1945-1947年 敗戦と新憲法の制定』(吉原公一郎共編、三省堂、1970年)
- 『日米安保条約体制史――国会論議と関係資料 2 1948-1960年 日米安保体制の成立』(吉原公一郎共編、三省堂、1971年)
- 『日米安保条約体制史――国会論議と関係資料 4 1968-1970年 新しい日米関係への転換』(吉原公一郎共編、三省堂、1971年)
- 『日本の軍事力入門』(アロー出版社、1972年)
- 『自衛隊――独占資本の傭兵軍』(編著、十月社、1979年)
- 『現代の戦争と平和』(労働大学[労大ハンドブック]、1985年)
- 『核問題入門』(原野人共著、十月社、1982年)
- 『続 自衛隊』(編著、十月社、1988年)