正一位
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正一位(しょういちい)は位階制度における位階及び神階における位のひとつである。位階制度の最高ランクにあたる。
正一位に対応する官位は太政大臣に相当する。
殆どの場合に、遺贈により正一位が贈られる。織田信長、豊臣秀吉は、大正時代に正一位が追贈された。生前に「正一位」を与えられたのは巨勢徳陀、橘諸兄、藤原仲麻呂、藤原永手、藤原宮子、三条実美の6名だけである。明治24年(1891年)に三条実美公爵に贈られて以降は、生前授与は一人もいない。
神職では、正一位をもつ神社には、松尾大社、上賀茂神社、下鴨神社、春日大社、石上神宮、伏見稲荷大社、枚岡神社、香取神宮、鹿島神宮、日吉大社、岩走神社、伊奈波神社、高良大社などがある。