従一位
ナビゲーションに移動
検索に移動
従一位(じゅいちい)は位階制度における位階及び神階における位のひとつである。
正一位は、日本国憲法下では事実上授与されていないので、従一位が現行で叙される最高ランクということになる。
内閣総理大臣が亡くなったときに追贈されることが多いが、内閣総理大臣であれば必ず叙任されるというわけではない。事例としては、1975年(昭和50年)6月3日に佐藤栄作元首相が没したときに、大勲位菊花章頸飾、従一位が追贈されている。在任期間が当時において歴代総理最長の7年8ヶ月(2798日)であったこと、沖縄返還を果たしたことが評価されたと考えられる。その前は、元首相の吉田茂が1967年(昭和42年)10月20日の死去当日に贈従一位・大勲位菊花章頸飾に叙せられている。