櫃石島(ひついしじま)とは、香川県坂出市に存在する日本の島である。島の面積は0.85平方キロメートル。与島諸島のひとつである。
島の南側にある櫃石さを立てたような櫃岩と呼ばれる巨大な岩が島名として名付けられた由来である。平安時代末期の源平合戦において屋島の戦いで源義経に大敗した平氏の落ち武者が立ち寄った際に、櫃岩の下に宝物を隠し。さらに3人の官女を島民が匿って守り通したという伝説が島に伝わっている。
現在は本四架橋の下津井瀬戸大橋の橋桁がそびえている。