根井雅弘
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根井 雅弘(ねい まさひろ、1962年 - )は、経済学者。京都大学大学院経済学研究科教授。専門は現代経済思想史。
宮崎県生まれ[1]。1985年早稲田大学政治経済学部経済学科卒業。1990年京都大学大学院経済学研究科博士課程修了[2]。「現代イギリス経済学の群像 : 正統から異端へ」で経済学博士(京都大学)[3]。1990年4月京都大学経済学部助教授、2000年4月同大学大学院経済学研究科教授[1]。
著書[編集]
※新書を除く。
単著[編集]
- 『現代イギリス経済学の群像――正統から異端へ』(岩波書店、1989年、新版1995年)
- 改題『定本現代イギリス経済学の群像――正統から異端へ』(白水社、2019年)
- 『マーシャルからケインズへ――経済学における権威と反逆』(名古屋大学出版会、1989年)
- 文庫版『近代経済学の誕生』(ちくま学芸文庫、1994年)
- 『ケインズから現代へ――20世紀経済学の系譜』(日本評論社、1990年)
- 『ケインズの悲劇』(日本経済新聞社、1990年)
- 文庫版『現代の経済学――ケインズ主義の再検討』(講談社学術文庫、1994年)
- 『現代アメリカ経済学――その栄光と苦悩』(岩波書店、1992年)
- 『現代経済学の生誕』(名古屋大学出版会、1992年)
- 文庫版『二十世紀の経済学――古典から現代へ』(講談社学術文庫、1995年)
- 『現代経済学講義』(筑摩書房、1994年)
- 『異端の経済学』(筑摩書房、1995年)
- 『経済学のたそがれ』(講談社、1996年)
- 『経済学の歴史』(筑摩書房、1998年)
- 文庫版『経済学の歴史』(講談社学術文庫、2005年)
- 『シュンペーター――企業者精神・新結合・創造的破壊とは何か』(講談社、2001年)
- 文庫版『シュンペーター』(講談社学術文庫、2006年)
- 『経済学の教養』(NTT出版[NTT出版ライブラリーレゾナント]、2006年)
- 『ケインズとシュンペーター――現代経済学への遺産』(NTT出版、2007年)
- 『経済学とは何か』(中央公論新社、2008年)
- 文庫版『経済学再入門』(講談社学術文庫、2014年)
- 『時代を読む経済学者の本棚』(NTT出版、2011年)
- 『サムエルソン『経済学』の時代』(中公選書、2012年)
- 文庫版『サムエルソン――『経済学』と新古典派総合』(中公文庫、2018年)
- 『経済を読む――ケネーからピケティまで』(日本経済評論社、2015年)
- 『ガルブレイス――異端派経済学者の肖像』(白水社、2016年)
- 『ケインズを読み直す――入門現代経済思想』(白水社、2017年)
- 『アダム・スミスの影』(日本経済評論社、2017年)
- 『英語原典で読む経済学史』(白水社、2018年)
- 『経済学者の勉強術――いかに読み、いかに書くか』(人文書院、2019年)
- 『資本主義はいかに衰退するのか――ミーゼス、ハイエク、そしてシュンペーター』(NHKブックス、2019年)
- 『ものがたりで学ぶ経済学入門』(中央経済社、発売:中央経済グループパブリッシング、2019年)
- 『現代経済思想史講義』(人文書院、2020年)
- 『英語原典で読む現代経済学』(白水社、2020年)
- 『英語原典で読むシュンペーター』(白水社、2021年)
- 『16歳からの経済学』(人文書院、2021年)
- 『続・ものがたりで学ぶ経済学入門』(中央経済社、発売:中央経済グループパブリッシング、2021年)
共編著[編集]
- 『現代経済学の再検討』(西村周三共編著、日本評論社、1992年)
- 『20世紀のエコノミスト――生涯と学説』(編著、日本評論社、1994年)
- 『経済学88物語』(編、新書館[Handbook of thoughts]、1996年)
- 『現代経済思想――サムエルソンからクルーグマンまで』(編著、ミネルヴァ書房、2011年)
- 『経済学』(編、人文書院[ブックガイドシリーズ基本の30冊]、2014年)
- 『来るべき経済学のために』(橘木俊詔共著、人文書院、2014年)
- 『マレットの旅』(山崎ふみこ著、根井雅弘構成、左右社、2015年)
- 『ノーベル経済学賞――天才たちから専門家たちへ』(編著、講談社選書メチエ、2016年)
新書[編集]
- 『「ケインズ革命」の群像――現代経済学の課題』(中公新書、1991年)
- 『シュンペーター――孤高の経済学者』(伊東光晴共著、岩波新書、1993年)
- 『現代経済学への招待』(丸善ライブラリー、1994年)
- 『ガルブレイス――制度的真実への挑戦』(丸善ライブラリー、1995年)
- 『ケインズを学ぶ――経済学とは何か』(講談社現代新書、1996年)
- 『21世紀の経済学――市場主義を超えて』(講談社現代新書、1999年)
- 『経済学のことば』(講談社現代新書、2004年)
- 『物語現代経済学――多様な経済思想の世界へ』(中公新書、2006年)
- 『わかる現代経済学』(編著、朝日新書、2007年)
- 『経済学はこう考える』(ちくまプリマー新書、2009年)
- 『市場主義のたそがれ――新自由主義の光と影』(中公新書、2009年)
- 『入門 経済学の歴史』(ちくま新書、2010年)
- 『20世紀をつくった経済学――シュンペーター、ハイエク、ケインズ』(ちくまプリマー新書、2011年)
- 『経済学の3つの基本――経済成長、バブル、競争』(ちくまプリマー新書、2013年)
- 『企業家精神とは何か――シュンペーターを超えて』(平凡社新書、2016年)
- 『経済学者はこう考えてきた――古典からのアプローチ』(平凡社新書、2018年)
- 『今こそ読みたいガルブレイス』(インターナショナル新書、2021年)
出典[編集]
- ↑ a b アダム・スミスの影 紀伊國屋書店
- ↑ 根井雅弘著『定本 現代イギリス経済学の群像——正統から異端へ』立ち読み webふらんす
- ↑ CiNii 博士論文