株式会社立学校

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株式会社立学校(かぶしきがいしゃりつがっこう)とは、株式会社が設置する小学校中学校高等学校大学である。

概要[編集]

学校法人が運営する私立学校の亜種で、学校(一条校)の設置・運営を学校法人ではなく株式会社が行うもの。小泉純一郎内閣の規制緩和策の一環として構造改革特区内での設置が認められた。

既存の私立学校と違って特色性の高いカリキュラムを組めたり、校舎や運動場などの学校施設の条件が緩和されたりなどのメリットがあるが、株式会社立学校は設置者・在校生共に国や自治体の行う私学助成金が受けられず、学校法人への寄付に対して認められる税制上の優遇措置がないなど財政的に不利な点もある。

2004年から2009年までに日本国内で高等学校21校、大学5校、中学校と小学校が1校ずつ設置された。しかし、財政面の不利の弊害が大きく、小学校は2015年に1校が開校して2校になるも、中学校は学校法人立へ転換されたため、2022年時点では、小学校、高等学校と大学のみ存在する。なお高等学校は全て通信制である。

その他[編集]

  • 専修学校は個人・法人が設置できるため、そもそも、株式会社による設置の制約がない。