柏崎刈羽原子力発電所
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柏崎刈羽原子力発電所(かしわざきかりわげんしりょくはつでんしょ)は、新潟県柏崎市と刈羽村にまたがって立地する東京電力所有の原子力発電所である。
概要[編集]
福島第1原発と同じ沸騰水型軽水炉で、計7基の総出力821万2000キロワットと、世界最大規模を誇っている。平成19年(2007年)の新潟中越地震で想定を大きく超える揺れを記録したため、長期間の停止を余儀なくされた。原子力規制委員会の6号機及び7号機の審査においては、過酷事故対策のほかに、東京電力に原発事業者としての適格性を認めるかどうかが議論になっていたが、平成29年(2017年)12月に審査に合格し、工事計画の認可など残る手続きを進めた。しかし、再稼働に必要な地元の同意などに関しては不透明な部分が根強い。
令和3年(2021年)1月に再稼働に向けた7号機の安全対策工事が完了したと発表され、地元同意が焦点となっていたが、その後になって核物質防護の不備、そして一部の工事未完了などが相次いで発覚した。
アクセス[編集]
関連項目[編集]
- 柏崎刈羽地域
- 日本の原子力発電所の一覧
- 原子力規制委員会(環境省の外局)
- 原子力委員会(内閣府の審議会等の一つ)
- 原子力防災会議(内閣に設置された行政機関)
- 原子力基本法
- 電気事業連合会
- 国際原子力機関(IAEA)