月居山
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月居山(つきおれさん)とは、茨城県久慈郡大子町に存在する山である。
概要[編集]
月居山の名の由来は、この山の肩から月が昇ることからと言われている。つまり、月が居る山、というわけである。標高は423メートル。
山頂には江戸時代に入るまで月居城が存在した。また、幕末の元治元年(1864年)、武田耕雲斎の天狗党が天狗党の乱を引き起こした際、彼らはこの山に立て籠もって江戸幕府軍を率いた市川三左衛門ら諸生党と激戦を繰り広げた。
登山路には水戸藩主・徳川斉昭が植えたとされる桜があり、斉昭はここで「尋ぬれば、人は昔の、名のみにて、雲井の月ぞ、すみわたりける」と詠んだという歌碑が建てられている。また、山頂近くには大同2年(807年)に創建されたといわれる月居観音光明寺もある。
アクセス[編集]
- 袋田駅から徒歩で1時間15分。