最低賃金

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最低賃金(さいていちんぎん)とは、正社員パートアルバイトら全ての労働者を対象とした賃金の下限額のことである。都道府県ごとに時給で定められ、毎年度改定されている。最低賃金を下回る場合は最低賃金法に基づいて企業罰金が科されることになる。中央最低賃金審議会厚生労働大臣の諮問機関)は引き上げの目安額を示し、各地の地方審議会が新しい額をまとめることになる。令和元年(2019年)の時点で時給の全国平均は874円であり、最も時給が高いのは東京都の時間額985円であり、最も低いのは鹿児島県の時間額761円となっている。

改定は毎年度成されており、だいたい10月頃に適用される。令和3年(2021年9月経済産業省は初めて「価格交渉促進月間」に同月を制定し、下請け企業が労務費の上昇分を取引価格に上乗せできるように取り組みを進めている。

都道府県ごとに金額に差があり、地域間格差の解消が課題となっている。

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