曳船兼押船
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曳船兼押船(えいせんけんおしぶね)とは、曳船と押船のどちらとしても運用可能な船舶である。
概要[編集]
曳船兼押船は、艀や浚渫船などの非自航船を曳航したり押航するのに使われる。その多くは港内や湾内など短距離で使用されている。主にこの種の船は日本全国の港湾部で多く見られる。
読み方は「えいせんけんおしぶね」か、「ひきぶねけんおしぶね」、「えいせんけんおうせん」のどれかで、インターネットによれば「えいせんけんおしぶね」が正しいようだが、何だか統一感がなくてしっくりこない。
種類[編集]
曳船兼押船は、総トン数19トンのものが多く、港湾部を中心に平水区域で活躍している。大型のものだと200トン超のものもあり、沿海区域などある程度外洋に出ることができる。10トン未満の小型の船の中には、河川で使用されているものもある。