星雲

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星雲(せいうん、nebula)は、地上から宇宙空間を観測した際に星間ガス宇宙塵が密集し寄り集まり、輝く雲状に見える天体[1]

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概要[編集]

近在する恒星から放たれる光を反射することで輝くものを反射星雲オリオン大星雲)、星からの紫外線照射により励起されたガスが赤光を発し輝くものを発光星雲という(別名、電離ガス領域)[1]

また、低温のガス雲で背後の星々などが(背後を観測しようとした際に)観測阻害されて、黒い雲のように見える(発光しない)ものを暗黒星雲と呼ぶ[1]

このほか、超新星爆発の残骸ガス雲(はくちょう座網状星雲おうし座かに星雲)や小質量惑星進化の最終段階で生成されたガス雲が恒星光で励起され輝く惑星状星雲(こと座環状星雲)なども存在する[1]

分類としては、太陽系が所属する銀河系の中にあるものを星雲(銀河系内星雲または銀河星雲[2])、銀河系外(系外)に存在するものを銀河と呼ぶ[1]。観測技術があまり発展していなかったかつては星雲、星団、銀河の区別が曖昧で(見た目上見分けがつかなかったもんで)、これを反映して、例えば日本人のおっさん御用達な古い時代の国民的アニメ、宇宙戦艦ヤマトキャプテン・ハーロックなどで頻出したアンドロメダ星雲マゼラン星雲は現在の天文学ではそれぞれアンドロメダ銀河マゼラン銀河と呼称が変更されている[1]

つまり、どういうことだってばよ?[編集]

  1. 大昔は銀河=星雲だった。
  2. 現在では銀河系内にあるガス状天体が星雲、銀河系外にあるものが銀河。

その他の星雲[編集]

脚注[編集]

関連項目[編集]

まじめに
ほんとに?