明治村幸田露伴住宅蝸牛庵

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蝸牛庵(かぎゅうあん)は、作家幸田露伴が住んでいた住宅である。旧所在地は、東京都墨田区東向島3丁目26番地。

概要[編集]

露伴はやどかりのように何度も居を変えたが、その中でも最も長い間住んでいたのが、向島の蝸牛庵であった。後に作家となる娘の幸田文はこの家で生まれている。1968年の建築であり、隅田川のほとりに建てられ、酒類を扱う甲州屋雨宮家の持ち家を幸田露伴が借家した。

明治村[編集]

向島蝸牛庵は2003年に国・登録文化財に指定された。現在は明治村に移築されている。

  • 名称:明治村幸田露伴住宅 蝸牛庵[1]
  • 所在地: 愛知県犬山市内山1(明治村)
  • 指定:国・登録文化財[2]
  • 所有者: 公益財団法人 明治村
  • 建築年代:明治初年(1868)
  • 設計・施工:不明
  • 構造:木造二階建て
  • 移築年:1972年
  • 建築面積:120.24m2
  • 延床面積:133.2m2

参考文献・注釈[編集]