日野皓正

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日野 皓正(ひの てるまさ、1942年10月25日 - )は、ジャズトランペットコルネット)奏者。父は、タップダンサーでトランペット奏者の日野敏。弟は、ジャズ・ドラマー日野元彦。長男はギター&ベース製作者・リペアのMas 日野、次男はベーシスト日野賢二

プロフィール[編集]

概要[編集]

日本ジャズ学校出身。

1964年に白木秀雄クインテットに参加。

1967年にアルバム『アローン・アローン・アンド・アローン』でデビュー。

ディスコグラフィ[編集]

単独リーダー・アルバム[編集]

1960年代

  • 『アローン・アローン・アンド・アローン』 - Alone, Alone and Alone (Takt) 1967年
  • 『マシュ・ケ・ナダ』 - Mas Que Nada(1967年録音)(RCA) 1975年
    のち改題『黒いオルフェ』 - Le Chanson d'Orphée (RCA) 1978年
  • 『フィーリン・グッド』 - Feelin' Good(1968年6月録音)(Takt) 1968年
  • 『スイング・ジャーナル・ジャズ・ワークショップ1:日野皓正コンサート』 - Swing Journal Jazz Workshop 1 - Terumasa Hino Concert(1968年11月録音)(Takt) 1969年(銀座「ヤマハホール」におけるライヴ)
  • 『ハイノロジー』 - Hi-Nology(1969年7月録音)(Takt) 1969年(銀座「ヤマハホール」におけるライヴ)

1970年代

  • 『イントゥ・ザ・ヘヴン』 - Into the Heaven(1970年2月録音)(Takt) 1970年
  • 『ジャニー・トゥ・エアー』 - Journey To Air(1970年3月録音)(Canyon) 1970年
  • 『アローン・トゥゲザー』 - Alone Together(1970年4月録音)(Takt) 1970年
  • 『ベルリン・ジャズ・フェスティバルの日野皓正』 - Hino At The Berlin Jazz Festival '71(1971年11月6日録音)(Victor) 1977年(ライヴ)
  • 『藤』 - Fuji(1972年8月録音)(Victor/Enja) 1972年
  • 『ミスター・ハッピネス/スリップド・アウト』 - Mr.HAPPINESS & SLIPPED OUT(1973年2月録音)(SUPER FUJI DISCS) 2012年(CD 2枚組)
  • 『ライヴ!』 - Live!(1973年6月2日録音)(TBM) 1973年(ライヴ)
  • 『タローズ・ムード』 - Taro's Mood(1973年6月29日録音)(Enja) 1974年(ライヴ。のちCD 2枚組。)
  • 『ジャーニー・イントゥ・マイ・マインド』 - Journey Into My Mind(1973年12月録音)(CBS/Sony) 1974年
  • 『ホライゾン』 - Horizon (1973年12月、1974年5月録音)(CBS/Sony) 1979年
  • 『イントゥ・エターニティ』 - Into Eternity(1974年5月、6月録音)(Columbia) 1974年
  • 『スピーク・トゥ・ロンリネス』 - Speak to Loneliness(1975年1月録音)(East Wind) 1975年
  • 『ホイール・ストーン(車石):ライヴ・イン・ネムロ』 - Wheel Stone: Live in Nemuro(1975年4月8日録音)(East Wind) 1975年(「根室市民会館」におけるライヴ)
    • 『ホイール・ストーン(車石)Vol.2:ライヴ・イン・ネムロ』 Wheel Stone: Live in Nemuro Vol.2(1975年4月8日録音)(East Wind) 1981年
  • 『ライヴ・イン・コンサート』 - Live in Concert(1975年4月14日録音)(East Wind) 1975年(「東京郵便貯金会館」におけるライヴ)
  • 『寿歌』 - Hogiuta(1976年5月録音)(East Wind) 1976年(セシル・マクビーが参加)
  • 『メイ・ダンス』 - May Dance (1977年5月録音)(Flying Disk) 1977年(ジョン・スコフィールドロン・カータートニー・ウィリアムスが参加)
  • 『ヒップ・シーガル』 - Hip Seagull (1977年8月、12月録音) (Flying Disk) 1978年
  • 『シティ・コネクション』 - City Connection(1979年7月録音)(Flying Disk) 1979年(デイヴ・リーブマンらが参加)

1980年代

  • 『デイドリーム』 - Daydream(1980年3月、4月録音)(Flying Disk) 1980年(デイヴ・リーブマン、マイケル・ブレッカーらが参加)
  • 『ダブル・レインボー』 - Double Rainbow(1981年2月、3月録音)(CBS/Sony) 1981年(菊地雅章らが参加)
  • 『ピラミッド』 - Pyramid (CBS/Sony) 1982年
  • 『ニューヨーク・タイムズ』 - New York Times(1983年6月、7月録音)(CBS/Sony) 1983年
  • 『トランス・ブルー』 - Trance Blue(1984年11月、12月録音)(CBS/Sony) 1985年
  • 『トレード・ウィンド』 - Trade Wind(1986年3月録音)(CBS/Sony) 1986年
  • 『ディトアー』 - Detour (EMI Japan/Who Ring) 1988年
  • 『ブルーストラック』 - Bluestruck (Somethin' Else/Blue Note) 1989年

1990年代

  • 『フロム・ザ・ハート』 - From the Heart 1991年 (EMI/Blue Note)
  • 『ライブ・イン・ワルシャワ』 - Live in Warsaw(1991年10月録音)(Century) 1991年。(「ワルシャワ大劇場」におけるライヴ)
    のちLive At Warsaw Jazz Festival 1991 (Jazzmen) 1993年。
    のちKimiko (Memo Music) 2001年。
  • Unforgettable (Blue Note) 1992年
  • 『スパーク』 - Spark (Somethin' Else/Blue Note) 1994年
  • 『オフ・ザ・コースト』 - Off the Coast (Teichiku) 1997年

2000年代

  • 『トランスフュージョン』 - Transfusion (Sony) 2000年
  • 『D・N・A』 - DNA(2001年2月録音)(Sony) 2001年
  • 『D・N・A ライヴ・イン・トーキョー』 - DNA Live in Tokyo(2001年10月録音)(Sony) 2002年(渋谷「オーチャードホール」におけるライヴ)
  • 『ヒア・ウィ・ゴー・アゲイン』 - Here We Go Again (Sony) 2003年
  • 『ドラゴン~龍~』 - Dragon (Sony) 2005年
  • 『クリムゾン』 - Crimson (Sony) 2006年
  • 『寂光』 - Weakness in Execution (Sony) 2008年

2010年代

  • 『アフターショック』 - Aftershock (Sony) 2011年

コンピレーション・アルバム[編集]

  • 『オー・ハッピー・デイ:ベスト・セレクション』 - Oh Happy Day - SRM Best Selection (Sony) 1993年。のち廃盤。
  • 『日野皓正』 - Terumasa Hino (JVC) 2005年

共同リーダー・アルバム[編集]

  • 菊地雅章と共同名義, 『日野=菊地クインテット』 - Hino=Kikuchi Quintet(1968年8月録音)(Takt) 1968年
  • フラワー・トラベリン・バンドと共同名義, "Crash" 1970年 (Columbia)
  • ハインツ・ザウアーと共同名義, Vibrations(1971年11月7日録音)(Enja) 1971年
  • ジョニー・ハートマンと共同名義, 『ハートマン・ミーツ・ヒノ』 - Hartman Meets Hino(1972年11月録音)(EMI Japan) 1973年
  • ハル・ギャルパー名義, 『ナウ・ヒア・ディス』 - Now Hear This(1977年2月録音)(Enja) 1977年。
    のち共同名義化, Terumasa Hino - Hal Galper (AMIGA) 1979年。
  • 菊地雅章、富樫雅彦と共同名義, 『トリプル・ヘリックス』 - Triple Helix 1993年 (Enja)
  • 日野=菊地クインテット名義, 『モメント』 - Moment - A live at Blue Note Tokyo (EMI) 1996年
  • 菊地雅章と共同名義, 『アコースティック・ブギ』 - With Kikuchi Acoustic Boogie 1996年 (Blue Note)
  • マンハッタン・ジャズ・クインテットと共同名義, 『ラウンド・ミッドナイト』 - Round Midnight (Teichiku) 1998年
  • 日野賢二と共同名義 「Wonderland」 UCCJ-2025 Universal/Grp 2003年
  • 日野=菊地クインテット名義, 『カウンター・カレント』 - Counter Current (Sony) 2007年
  • 菊地雅章と共同名義, 『エッジズ』 - Edges (Sony) 2007年
  • J.A.M.と共同名義, Jazz Acoustic Machine (Victor) 2012年
  • 日野賢二と共同名義 「Jino Jam」 KICJ-670 King Record 2014年

参加アルバム[編集]

ハル・ギャルパー

マル・ウォルドロン

  • 『ムーズ』 - Moods(1977年5月録音)(enja) 1978年

ジョン・スコフィールド

  • 『ジョン・スコフィールド』 - John Scofield(1977年8月録音)(Trio) 1977年。(「音響ハウス」における録音)
    のち改題・再発 East Meets West (Black Hawk) 1987年。

デイヴ・リーブマン

  • 『ドゥーイン・イット・アゲイン』 - Doin' It Again(1979年録音)(Timeless) 1980年
  • 『イフ・ゼイ・オンリー・ニュー』 - If They Only Knew(1980年7月録音)(Timeless) 1981年

エルヴィン・ジョーンズ

  • 『アース・ジョーンズ』 - Earth Jones(1982年2月録音)(Palo Alto) 1982年

出演[編集]

テレビ[編集]

CM[編集]

脚注[編集]

  1. 日野皓正 「コマーシャル」『ニューヨークエクスプレス』 講談社1985年、74頁。

外部リンク[編集]