新海誠
ナビゲーションに移動
検索に移動
新海 誠(しんかい まこと、1973年〈昭和48年〉2月9日 - )は、日本のアニメーション監督、小説家。妻は女優の三坂知絵子、娘は子役の新津ちせ。
プロフィール[編集]
- 出身地 - 長野県南佐久郡小海町
- 所属 - コミックス・ウェーブ・フィルム
概要[編集]
本名は新津 誠(にいつ まこと)。
長野県野沢北高等学校を経て、中央大学文学部文学科国文学専攻卒業。
日本ファルコム、フリーランスを経て、コミックス・ウェーブ・フィルムに所属。
1996年にデビュー。
主な代表作は『ほしのこえ』、『秒速5センチメートル』、『言の葉の庭』、『君の名は。』、『天気の子』など。
作品[編集]
アニメ映画[編集]
英語部分は英題ではなく、日本語版タイトルロゴに付されているサブタイトル。第1作『ほしのこえ』は大部分を新海1人で制作した自主制作。第2作『雲のむこう、約束の場所』以降はコミックス・ウェーブ・フィルム制作となり、次第に他のスタッフへ任せる部分が増えてきているが、制作の最初の脚本・絵コンテ(ビデオコンテ)と最後の編集作業は一貫して新海が1人で行っている。
- ほしのこえ The voices of a distant star
- 2002年2月2日公開。上映時間25分。自主制作。オリジナル版では新海本人が声の出演をしている。英題: Voices of a Distant Star
- 雲のむこう、約束の場所 The place promised in our early days
- 2004年11月20日公開。上映時間91分。原作・脚本・監督・絵コンテ・演出・美術・美術背景・色彩設計・撮影・編集・音響監督・主題歌作詞等を担当。英題 : The place promised in our early day
- 秒速5センチメートル a chain of short stories about their distance
- 2007年3月3日公開。上映時間63分。第1話「桜花抄」、第2話、「コスモナウト」、第3話「秒速5センチメートル」からなる3話構成。原作・脚本・監督・絵コンテ・演出・美術監督・美術背景・色彩設計・撮影・編集・音響監督等を担当。英題: 5 Centimeters Per Second
- 星を追う子ども Children who Chase Lost Voices from Deep Below
- 2011年5月7日公開。上映時間116分。原作・脚本・監督・絵コンテ・演出・美術背景・色彩設計・撮影監督・撮影・編集等を担当。英題: Children Who Chase Lost Voices
- 言の葉の庭
- 2013年5月31日公開。上映時間46分。原作・脚本・監督・絵コンテ・演出・美術背景・色彩設計・撮影監督・編集を担当。東宝映像事業部配給。英題: The Garden of Words
- 君の名は。 your name.
- 2016年8月26日公開。上映時間107分。原作・脚本・監督・絵コンテ・撮影・編集を担当。本作から東宝配給となる。日本国内興行収入250.3億円。英題: Your Name.
- 天気の子 Weathering With You
- 2019年7月19日公開。上映時間114分。原作・脚本・監督・絵コンテ・イメージボード・編集を担当。日本国内興行収入141.9億円。英題: Weathering With You
- すずめの戸締まり
- 2022年秋公開予定[1]。原作・脚本・監督等を担当。
短編・テレビアニメ[編集]
- 遠い世界 OTHER WORLDS(1999年・自主制作・1分28秒) - 新海が初めて制作したというアニメ。"Makoto Niitsu" 名義。新海の旧個人サイト - ウェイバックマシン(2001年2月15日アーカイブ分)(リンク切れ)より視聴できる。
- 彼女と彼女の猫 Their standing points(2000年・自主制作・4分46秒)
- 笑顔(2003年・NHK「みんなのうた」歌:岩崎宏美)
- 猫の集会(2007年・NHK「アニ*クリ15」)
- だれかのまなざし(2013年・野村不動産グループ『プラウドボックス感謝祭』ショートフィルム)
ゲームオープニングムービー[編集]
いずれもminori作品。
- BITTERSWEET FOOLS(2001年)
- Wind -a breath of heart-(2002年)
- そよかぜのおくりもの(2002年・制作協力)
- はるのあしおと(2004年)
- ef - the first tale.(2006年)
- ef - the latter tale.(2008年)
アニメCM[編集]
- 信濃毎日新聞(2007年)[2]
- 大成建設「ボスポラス海峡トンネル」篇(2011年12月)
- 大成建設「スリランカ高速道路」篇(2013年12月)
- Z会「クロスロード」 (2014年2月)
- 大成建設「ベトナム・ノイバイ空港」篇(2014年8月)
- 大成建設「シンガポール」篇(2018年10月)
- 大成建設「ミャンマー」篇(2020年3月)
ミュージック・ビデオ[編集]
- RADWIMPS
- 「スパークル」(2017年)
- 「グランドエスケープ feat.三浦透子」(2019年)
小説[編集]
- 小説・秒速5センチメートル
- 単行本(メディアファクトリー、2007年11月刊)ISBN 978-4-8401-2072-2
- MF文庫ダ・ヴィンチ(メディアファクトリー、2012年10月刊)ISBN 978-4-8401-4857-3
- 角川文庫(タイトルは『小説 秒速5センチメートル』、KADOKAWA、2016年2月刊)ISBN 978-4-04-102616-8
- 新海誠ライブラリー(汐文社、2018年12月刊)ISBN 978-4-8113-2505-7
- 小説 言の葉の庭
- 単行本(KADOKAWA、2014年4月刊)ISBN 978-4-04-066399-9
- 角川文庫(KADOKAWA、2016年2月刊)ISBN 978-4-04-102615-1
- 新海誠ライブラリー(汐文社、2018年12月刊)ISBN 978-4-8113-2503-3
- 小説 君の名は。
- 角川文庫(KADOKAWA、2016年6月刊)ISBN 978-4-04-102622-9
- 角川つばさ文庫(タイトルは『君の名は。』、KADOKAWA、2016年8月刊)ISBN 978-4-04-631641-7
- 新海誠ライブラリー(汐文社、2018年12月刊)ISBN 978-4-8113-2502-6
- 小説 天気の子
- 角川文庫(KADOKAWA、2019年7月刊)ISBN 978-4-04-102640-3
- 角川つばさ文庫(タイトルは『天気の子』、KADOKAWA、2019年8月刊)ISBN 978-4-04-631927-2
漫画[編集]
- 塔のむこう(2002年9月『新現実』創刊号に掲載された短編漫画)
絵コンテ集[編集]
- 『新海誠絵コンテ集1 秒速5センチメートル』KADOKAWA、2017年8月刊、ISBN 978-4-04-105883-1
- 『新海誠絵コンテ集2 君の名は。』KADOKAWA、2017年9月刊、ISBN 978-4-04-105884-8
- 『新海誠絵コンテ集3 雲のむこう、約束の場所』KADOKAWA、2017年12月刊、ISBN 978-4-04-105881-7
- 『新海誠絵コンテ集4 星を追う子ども』KADOKAWA、2018年2月刊、ISBN 978-4-04-105880-0
- 『新海誠絵コンテ集5 言の葉の庭』KADOKAWA、2018年3月刊、ISBN 978-4-04-105882-4
- 『新海誠絵コンテ集6 天気の子』KADOKAWA、2020年5月刊、ISBN 978-4-04-109656-7
画集[編集]
- 『新海誠美術作品集 空の記憶 〜The sky of the longing for memories〜』(講談社、2008年4月24日発売) ISBN 978-4-06-364714-3
- 『新海誠アートワークス 星を追う子ども 美術画集』(メディアファクトリー、2012年6月15日発売) ISBN 978-4-8401-3935-9
- 『新海誠監督作品 君の名は。美術画集』(一迅社、2017年8月2日発売) ISBN 978-4-7580-1564-6
- 『新海誠監督作品 天気の子 美術画集』(KADOKAWA、2020年5月27日発売) ISBN 978-4-04-604698-7
- 『新海誠監督作品 言の葉の庭 美術画集』(一迅社、2021年7月) ISBN 978-4-7580-1709-1
作詞[編集]
イラスト[編集]
日本ファルコム時代に携わったゲーム作品[編集]
- 英雄伝説IV 朱紅い雫 PC-9801版(1996年5月・スペシャルサンクス)
- ブランディッシュVT(1996年10月・スペシャルサンクス)
- ロードモナーク オリジナル(1996年12月・アート&グラフィック)
- 新英雄伝説(1997年4月・スペシャルサンクス)
- ソーサリアン・フォーエバー(1997年6月・ドキュメンテーション)
- ヴァンテージ・マスター(1997年12月・ドキュメンテーション)
- イースエターナル(1998年4月・ドキュメンテーション)
- モナークモナーク(1998年10月・アート&グラフィック)
- ブランディッシュ4(1998年12月・ドキュメンテーション)
- 新英雄伝説III 白き魔女 Windows版(1999年4月・アート&グラフィック、パブリシティ)
- 西風の狂詩曲(1999年10月・パブリシティ)
- 英雄伝説V 海の檻歌(1999年12月・オープニンググラフィック、品質管理、パブリシティ)
- イースIIエターナル(2000年7月・アート&グラフィック)
- ソーサリアン・オリジナル(2000年11月・品質管理)
- 英雄伝説IV 朱紅い雫 Windows版(2000年12月・ドキュメンテーション&パブリシティ)
- イース完全版(2001年6月・オープニングムービー、ドキュメンテーション&パブリシティ)
- ツヴァイ!!(2001年12月・アート&グラフィック)
展覧会[編集]
- 新海誠展
- 2012年9月15日~11月25日、小海町高原美術館
- 新海誠展 劇場アニメーション「言の葉の庭」公開記念
- 2013年5月22日~6月9日、タワーレコード渋谷店8階
- 新海誠展 きみはこの世界の、はんぶん。
- 2014年6月28日~10月19日、大岡信ことば館
- 新海誠監督作品 「君の名は。」展
- 2016年10月23日~12月25日、小海町高原美術館
- 2017年1月7日~2月19日、飛騨市美術館
- 2017年3月8日~3月20日、松屋銀座8階
- 新海誠展 「ほしのこえ」から「君の名は。」まで
- 2017年6月3日~8月27日、大岡信ことば館
- 2017年9月2日~10月29日、小海町高原美術館
- 2017年11月11日~12月18日、国立新美術館
- 2018年1月3日~2月25日、札幌芸術の森美術館
- 2018年3月14日~4月2日、阪急うめだ本店
- 2018年4月14日~5月27日、みやざきアートセンター
- 2018年6月2日~7月8日、TFUギャラリーMiniMori
- 2018年7月21日~9月24日、北九州市漫画ミュージアム
- 2018年10月6日~11月2日、金沢21世紀美術館
- 2018年11月10日~12月9日、青森県立美術館
- 2018年12月18日~2019年2月3日、沖縄県立博物館・美術館
- 2019年2月16日~3月3日、ジェイアール名古屋タカシマヤ
- 新海誠監督作品「天気の子」展
- 2019年9月25日~10月7日、松屋銀座
- 2019年12月26日~2020年1月6日、大丸福岡天神店
- 2020年1月22日~2月3日、岡山天満屋
- 2020年3月19日~4月5日、井上アイシティ21
- 2021年2月27日~5月9日、ラオックス道頓堀店(道頓堀ゼロゲート)
- このほか、2020年に阪急うめだ本店と松坂屋名古屋店でも開催予定だったが、新型コロナウイルス感染症の影響で中止となった。
脚注[編集]
- ↑ “新海誠監督3年ぶり新作映画「すずめの戸締まり」22年秋公開 ”. 日刊スポーツ (2021年12月15日). 2021年12月15日確認。
- ↑ “Other voices-遠い声- » 信濃毎日新聞テレビCM”. 2019年9月18日確認。