ほしのこえ
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ほしのこえは、新海誠監督の短編アニメーション作品。2002年に公開された。上映時間は25分。
概要[編集]
「彼女と彼女の猫」に続く2作目の作品。初の劇場公開作品である。監督・脚本・演出・作画・美術・編集のほとんどを新海1人が担当した。
2002年2月2日に下北沢トリウッドで単館上映された。単館上映であるが、口コミを通じて話題を呼び、注目を浴びた。この作品によって、新海の名が世間に少しずつ知られるようになったと言っても過言ではない。[1]
内容は端的に言えば初期の新海作品のテーマである親しい男女の別れである。
未来を舞台に、宇宙と地球で伝達距離が長くなるおかげで、電子メールの到達時間がどんどん遅れてしまう中で、男女間の想いを描いた作品である。
登場人物[編集]
- 長峰 美加子(ながみね みかこ)
- 声-篠原美香(オリジナル版) / 武藤寿美(声優版)
- 本作の主人公。国連宇宙軍の選抜メンバーに選ばれ、中学卒業前に戦艦「リシテア」に乗り込み宇宙へと飛び立つ。昇とは親しい仲で、宇宙へ飛びだった後はメールでやり取りをするが、宇宙へ向かう程に到達に時間が掛かるようになり...。
- 寺尾 昇(てらお のぼる)
- 声:新海誠 (オリジナル版) / 鈴木千尋 (声優版)
- 本作のもう1人の主人公。美加子と親しかったが、美加子が国連宇宙軍のメンバーに選ばれてしまったため、高校入学前に離れ離れになってしまう。その後はメールでやり取りをするが、次第に着信期間が遅くなってゆき...。
- リシテア艦オペレーター
- 声- ドナ・バーグ
これ以外にも小説版や漫画版オリジナルキャラクターがいる。
メディアミックス[編集]
小説化、漫画化、舞台化がされている。
小説版は他の新海作品と同じく、本編の補完や後日談が描写されている。
脚注[編集]
- ↑ しかしオタク層に知られるようになるにはここから5年。更に一般人に知られるようになるにはここから14年も掛かった。