ウィキペディアの生真面目ユーザーたちが新戦略兵器削減条約の項目をおカタく解説しています。 |
新戦略兵器削減条約(しんせんりゃくへいきさくげんじょうやく)とは、戦略核兵器の配備数を初めて制限した第1次戦略兵器削減条約(START1)の後継的な条約として、アメリカ合衆国とロシアとの間で2010年4月に調印された条約である。新STARTとも言われる。2011年2月に発効した。配備戦略核弾頭数を1550、大陸間弾道ミサイル(ICBM)などの運搬手段総数を800と、米露核軍縮の歴史においては最低水準まで制限している。ただ、未配備の戦略核弾頭や単距離型の戦術核は対象外とされている。2018年2月にアメリカとロシアは目標達成を発表した。