新しき村美術館
ナビゲーションに移動
検索に移動
新しき村美術館(あたらしきむらびじゅつかん)とは、埼玉県入間郡毛呂山町葛貫423に存在する美術館である。
概要[編集]
毛呂山町南東部の葛貫地区にある美術館。「新しき村」とは、大正7年(1918年)に作家の武者小路実篤が、自らの思想の実現を求めて宮崎県児湯郡木城町に村を開いたが、この村はダムの建設で水没したので、昭和14年(1939年)に毛呂山町葛貫地区に復興した。その後、太平洋戦争のためこの村は一時衰退したが、戦後に再興されて昭和51年(1976年)に実篤が死去するまで毎年ここを訪れて村人と話し合いをしたりしたといわれる。自給自足、晴耕雨読の生活をこの村の人々は送っていたとされる。その葛貫地区に、武者小路実篤の遺品などが展示されている。