中華そば
(支那そばから転送)
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中華そば(ちゅうかそば,Chinese noodles)とは、中国そば(支那そば)の影響を受けて生まれた日本の麵料理である。「ラーメン」「老麺」「柳麺」ともほぼ同義である。
概要[編集]
あっさりした醤油味で縮れ麺と考える場合が多いが、ほとんどはラーメンと同義と考えてよい。もともと明治時代初期までは南京そば(なんきんそば)と呼ばれていたが、やがて支那そば(しなそば)と言われるようになるのが一般的になった。ただ、支那とは中国を蔑視して呼んでいると見なされることもあり、太平洋戦争が終結した頃から中華そばと言われるようになった。そして、昭和33年(1958年)にチキンラーメンが発売されると、ラーメンという呼び名が全国に広まった。現代においてあえて中華そばという呼び方が使用されるのは、戦後に一般的だった味を連想させるためとされている。
ウィキペディア日本語版[編集]
ウィキペディア日本語版で「中華そば」を引くと①ラーメン、②中華麺、③拉麺 のいずれかを選ぶことになる。つまり、「中華そば」独自の要素はなく「曖昧さ回避」の用語と解釈している。しかし、新横浜ラーメン博物館の八巻香奈子によれば「南京そば、支那そば、中華そばはすべて『中国のそば』」との意見があり、ラーメンとは異なる[1]としている。つまり、ウィキペディア日本語版の「中華そば」の解釈は妥当ではないと見られる。
「ラーメン」は日本人の味覚に適応した拉麺、「中華そば=拉麺」すなわち中華風の麺(中国で食べられている麺料理)と区別すると分かりやすい。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
注[編集]
- ↑ 「ラーメン」「中華そば」「支那そば」は何が違うのかオトナンサー