張虎 (魏)

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張 虎(ちょうこ、生没年不明)は、中国三国時代武将。父は張遼。子は張統

生涯[編集]

222年の張遼の死去により跡を継いで偏将軍となった[1]。偏将軍はそれなりの地位であるが、これが父の功績によるものか自身の能力によるものかは不明である。

三国志演義』では父親が名将同士であるからとしてか、楽綝楽進の子)とペアを組まされて第98回で登場。しかし諸葛亮のやられ役として描かれている。第100回では楽綝・戴陵と共に諸葛亮に敗れて捕虜となった上に裸にされて身体中に墨を塗られて返されるという侮辱を味わされている。第106回の公孫淵討伐にも従軍。これを最後に姿を消す。

脚注[編集]

  1. 小出『三国志武将事典』P237

参考文献[編集]