平成不況
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平成不況(へいせいふきょう)とは、1990年代前半のバブル経済崩壊後、北海道拓殖銀行や日本長期信用銀行、日本債券信用銀行と言った大手銀行が次々と経営破綻したことで発生した不況である。この大手銀行の経営破綻は多額の不良債権が原因であり、銀行の財務基盤強化のため、公的資金による資本注入が実施され、日本政府による経営関与が強まることになった。2000年以降は大手銀行の経営統合によるメガバンクが相次いで誕生した。しかし2008年のリーマンショックなどで不況はなおも続いている。