幣原 九市郎(しではら きゅういちろう、文化3年(1806年) - 明治11年(1878年))は、日本の男性で豪農。内閣総理大臣・外交官であった幣原喜重郎の祖父[1]。
幣原家は石清水八幡宮に捧げる御幣を作る家だったと言われており、江戸時代には河内国茨田郡門真村(現在の大阪府門真市)にあったといわれている豪農である。九市郎は幣原家の中興の祖と言われた[1]。
妻は幣原ナカ。その間には1人娘の幣原静ヅしか生まれなかったため、幣原新治郎を婿養子に迎えている。明治11年(1878年)に72歳で死去[1]。