対蹠地
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対蹠地(たいせきち、たいしょち)または対蹠点(たいせきてん、たいしょてん)あるいは対照点(たいしょうてん)とは、天体上で、ある位置からその天体の中心を通り、反対側に当たる地点のこと。
求め方[編集]
まず、その地点の緯度と経度を求める。北緯と南緯、さらに東経と西経(こちらは180から経度を引いた数になる)を逆にすればよい。例えば、北緯30度、東経100度の地点の対蹠地は南緯30度、西経80度になる。
日本の対蹠地[編集]
東京はおよそ北緯36度、東経140度の地点にあるので、対蹠地はおよそ南緯36度、西経40度の地点になる。これは、ブラジル南部リオグランデド・スル州にあるパトス湖から南東に約1200kmの地点にある。ここに近い都市としては、ポルトアレグレやリオ・グランデなどがある。もっとも、南西諸島では対蹠地はブラジルの陸上になり、更に先島諸島ではパラグアイの陸上になる。