寺山炭窯跡(てらやますみがまあと)は、鹿児島県鹿児島市吉野町にある炭焼窯。薩摩藩主の島津斉彬が、集成館事業の一つとして反射炉の燃料の木炭を製造するため、幕末の安政5年(1858年)に築いた。平成27年(2015年)に登録された世界遺産「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成資産の一つ。令和元年(2019年)6月末から7月初頭にかけて、九州南部の豪雨による土砂崩れによって埋没した。