宜野座カーブ
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宜野座カーブ(ぎのざかーぶ)とは、代々宜野座高校に伝わる独特の変化球である。
2001年のセンバツで全国的に有名となり、当初は表現困難な変化球であり「伝説の魔球」とも言われた。
概要[編集]
この変化球を編み出したのは当時、宜野座高校の監督であった奥浜正が社会人時代に円盤投げの原理を利用して開発した。当初はあり得ないような投げ方であったので「その投げ方は肘を壊す」や「カーブではない」などの声が多かった。
宜野座高校に就任して当時ショートを守っていた比嘉裕に宜野座カーブを習得させた。比嘉自身も「すっぽ抜けたり、地面に叩きつける」事が多かった。
新世紀として新設された21世紀枠で出場すると初出場でベスト4に進出し、同時に宜野座カーブも全国に知れ渡り代々宜野座高校の野球部に伝わる変化球となった。因みに2003年のセンバツでは宜野座高校の宜野座貴大が宜野座カーブを投じている。
投げ方[編集]
- カーブの握りであれば自由
- リリース直前に手の甲と手首をキャッチャー側に向ける
- リリース時に手首を内側180°に捻る
尚、奥浜は円盤投げのリリースと原理は同じで、変化球で例えるならシュートと同じ投げ方であり、理に適っているため怪我はしないと語っている。ただし、手首を捻るため柔軟性は必要である。
使い手[編集]
- 比嘉裕 - 宜野座カーブを武器にセンバツをほぼ1人で投げきりベスト4に貢献した。
- 宜野座貴大 - 前述した通り、
宜野座高校の宜野座貴大が宜野座カーブを武器に活躍した。 - 大城基志 - 沖縄県大会新記録の1試合18奪三振を記録。
関連項目[編集]
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