安東仁兵衛

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

安東 仁兵衛(あんどう じんべえ、1927年6月5日 - 1998年4月24日)は、社会運動家、評論家、出版編集者。筆名は笹田 繁(ささだ しげる)[1]

笹田繁の筆名で刊行した『日本社会党(上・下)』(三一新書、1960年)は構造改革論の立場から見た日本社会党史として名高い[2]

著書[編集]

単著[編集]

  • 『日本社会党(上・下)』(三一書房[三一新書]、1960年)※笹田繁名義。
  • 『日本の社会主義政党』(現代の理論社[現代の理論叢書]、1974年)
  • 『日本の社会主義政党 続』(現代の理論社、1976年)
  • 『戦後日本共産党私記』(現代の理論社、1976年)
  • 『われらが青春――安東仁兵衛対談集』(現代の理論社、1979年)※吉村昭坂本義和立花隆柴田翔丸山真男との対談。
  • 『戦後日本共産党私記 続』(現代の理論社、1980年)
  • 『戦後左翼の四十年』(現代の理論社、1987年)
  • 『日本社会党と社会民主主義』(現代の理論社、1994年)
  • 『戦後日本共産党私記』(文藝春秋[文春文庫]、1995年)※『戦後日本共産党私記(正・続)』(現代の理論社、1976・1980年)の合本。

共著[編集]

  • 『フルシチョフと毛沢東――中ソ論争の問題点』(安東仁兵衛、西川一郎他著、合同出版社[合同新書]、1963年)
  • 『日本政治の実力者たち――リーダーの条件(3)戦後』(内田健三、中村勝範富田信男、渡邊昭夫共著、有斐閣[有斐閣新書]、1981年)
  • 『社会党の50年――歴史的な役割とこれから』(石川真澄共著、日本社会党機関紙局[社会新報ブックレット]、1995年)

出典[編集]

  1. 20世紀日本人名事典「安東 仁兵衛」の解説 コトバンク
  2. 小山弘健清水慎三編著『日本社会党史』芳賀書店、1965年、377頁