孟優
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孟 優(もう ゆう)は、中国の小説である『三国志演義』の登場人物である。
劇中の活躍[編集]
『三国志演義』で登場する孟獲配下の架空武将であり、孟獲の弟として南蛮の副王にされている[1]。第88回で初登場し、孟獲が諸葛亮に偽の投降をするための使者として敵陣に赴くが、諸葛亮に計略を見抜かれ痺れ薬入りの酒を振る舞われてしまい、孟獲が計略に基づいて蜀軍に突撃して来た際には痺れ薬のために動く事ができない有様で、孟獲に助けられて何とか逃げようとしたが蜀軍に包囲されて乱戦となり、ここで生き別れになり孟優は趙雲に捕らえられ、同じく馬岱に捕らえられていた孟獲と共に諸葛亮の前に引き出され、その後に釈放された[1]。
その後、河を挟んで蜀軍と対峙した際、わざと撤退する諸葛亮に対して追撃しようとした孟獲に警戒を呼び掛けたが、孟獲は聞かずに落とし穴にはまって捕縛され、孟優も張翼に捕らえられて赦免された[1]。
軍を失ったため、兄弟そろって朶思大王を頼って落ち延びたが、ここも兄の孟節を頼った諸葛亮により落とされ、さらに楊鋒の偽援軍に騙されて兄と共に再び捕虜となり、木鹿大王が戦死した際には帯来洞主に偽降の計略を立ててわざと捕虜になったがこれも諸葛亮に見抜かれて本当に捕らえられ、釈放された[1]。
そして兀突骨が諸葛亮に敗れて戦死した際、王平と張翼により捕らえられ、遂に孟獲と共に諸葛亮に帰順した[1]。