帯来洞主
ナビゲーションに移動
検索に移動
帯来 洞主(たいらい どうしゅ)は、中国の小説である『三国志演義』の登場人物である。
劇中の活躍[編集]
『三国志演義』で登場する孟獲配下の架空武将であり[1]、孟獲の義弟(孟獲の夫人・祝融夫人の弟[1])である。『三国志演義』第90回で初登場し、第8洞主を務める[1]。諸葛亮率いる蜀軍に敗戦し続けた孟獲が木鹿大王に援軍を求める際、その使者として赴いた[1]。木鹿大王が諸葛亮に敗れて戦死すると、帯来は孟獲らを縛り上げて偽投降をして諸葛亮を油断させる策略を実行したが、諸葛亮に見抜かれて自らも捕虜となった[1]。孟獲らと共に釈放されると兀突骨に援軍を求める使者となり、兀突骨が蜀軍に敗れて戦死すると再び孟獲らと共に捕虜となり、諸葛亮に帰順した[1]。
帯来の名は「帯し来たる」、すなわち「人(援軍)を連れて来る」から創造された名前と見られている[1]。