大浦洞
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大浦洞(テポドン、たいほどう)は、朝鮮民主主義人民共和国の咸鏡北道花台郡にある地名である。現在、公式には花台郡舞水端里に所属している。
概要[編集]
北朝鮮の東北部に位置する地名。ミサイル発射台があり、同名のミサイルの名前の由来にもなっている。
地理[編集]
日本海に面していて、白頭山からも近く、海と山が迫っている。なお、平壌よりウラジオストクの方が近い。
気候[編集]
亜寒帯冬季少雨気候(Dwb)に属する。札幌と同じぐらいの気温である。
歴史[編集]
5世紀頃、高句麗の支配下に入る。8世紀以降は渤海領で、以降満州系・モンゴル系の国が支配していた。14世紀末に高麗領となり、以降朝鮮系の国の領地となっている。北朝鮮建国後、周辺の村と合併し、舞水端里となった。
交通[編集]
空港[編集]
北へ60kmの所に清津空港があり、北朝鮮各地への国内線が運行している。
鉄道[編集]
北西へ31kmの所にある吉州青年駅が最寄。ある意味、鉄道空白地帯と言える。
なお、直線距離で最も近い日本の駅は一畑電鉄の一畑口駅で、JR最寄駅は山陰本線の直江駅である。