大浦洞

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

大浦洞(テポドン、たいほどう)は、朝鮮民主主義人民共和国咸鏡北道花台郡にある地名である。現在、公式には花台郡舞水端里に所属している。

概要[編集]

北朝鮮の東北部に位置する地名。ミサイル発射台があり、同名のミサイルの名前の由来にもなっている。

地理[編集]

日本海に面していて、白頭山からも近く、海と山が迫っている。なお、平壌よりウラジオストクの方が近い。

周辺の主要都市および距離
イルクーツク(2310km)
チチハル(850km)
ヤクーツク(2360km)
ブラゴヴェシチェンスク(1060km)
ペトロパヴロフスク(2560km)
ハバロフスク(950km)
成都(2560km)
北京(1130km)
大浦洞 札幌(1000km)
広州(2490km)
上海(1300km)
マニラ(3030km)
福岡(810km)
小笠原村(1910km)
東京(1050km)


気候[編集]

亜寒帯冬季少雨気候(Dwb)に属する。札幌と同じぐらいの気温である。

歴史[編集]

5世紀頃、高句麗の支配下に入る。8世紀以降は渤海領で、以降満州系・モンゴル系の国が支配していた。14世紀末に高麗領となり、以降朝鮮系の国の領地となっている。北朝鮮建国後、周辺の村と合併し、舞水端里となった。

交通[編集]

空港[編集]

北へ60kmの所に清津空港があり、北朝鮮各地への国内線が運行している。

鉄道[編集]

北西へ31kmの所にある吉州青年駅が最寄。ある意味、鉄道空白地帯と言える。

なお、直線距離で最も近い日本の駅は一畑電鉄一畑口駅で、JR最寄駅は山陰本線の直江駅である。

脚注[編集]