大和岩雄
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大和 岩雄(おおわ いわお、昭和3年(1928年)2月15日 - 令和3年(2021年)6月20日)は、日本の編集者、出版事業家、古代史研究家。大和書房(だいわしょぼう)および青春出版社の創業者。
経歴[編集]
長野県出身。既婚者で長男と次男あり。次男は大和書房の会長。
昭和36年(1961年)に大和書房を創業し、昭和38年(1963年)刊行の「愛と死をみつめて」が130万部を超えるベストセラーとなった。40歳になった頃から古代史の研究に着手し、多くの著作を発表している。
令和3年(2021年)6月20日午前5時15分、心不全のため東京都内の病院で死去。93歳没。葬儀・告別式は近親者のみで行われた。
著書[編集]
- 『日本古代試論』大和書房 1974
- 『古事記成立考 日本最古の古典への疑問』大和書房 1975
- 『古事記偽書説の周辺』名著出版 1979
- 『古事記と天武天皇の謎』六興出版 1979
- 『日本古代王権試論 古代韓国との関連を中心に』名著出版 1981
- 『天照大神と前方後円墳の謎』六興出版(ロッコウブックス)1983
- 『「日本」国はいつできたか 日本国号の誕生』六興出版 1985
- 『天武天皇出生の謎』六興出版(ロッコウブックス)1987
- 『天武天皇論』全2巻 大和書房 1987
- 『『古事記』偽書説は成り立たないか』大和書房 1988
- 『人に好かれる知恵97章 愛される女性になるための秘訣集』大和書房 1988
- 『神社と古代王権祭祀』白水社 1989
- 『神社と古代民間祭祀』白水社 1989
- 『邪馬台国は二カ所あった 邪馬台国から初期ヤマト王権へ』大和書房 1990
- 『人麻呂の実像』大和書房 1990
- 『信濃古代史考』名著出版 1990
- 『天智・天武天皇の謎 『日本書紀』の虚偽と真実』六興出版 1991
- 『人麻呂伝説』白水社 1991
- 『鬼と天皇』白水社 1992
- 『遊女と天皇』白水社 1993
- 『秦氏の研究 日本の文化と信仰に深く関与した渡来集団の研究』大和書房 1993
- 『日本にあった朝鮮王国 謎の「秦王国」と古代信仰』白水社 1993
- 『十字架と渦巻 象徴としての生と死』白水社 1995
- 『魔女はなぜ空を飛ぶか』大和書房 1995
- 『魔女はなぜ人を喰うか』大和書房 1996
- 合本『魔女論 なぜ空を飛び、人を喰うか』大和書房 2011
- 『天狗と天皇』白水社 1997
- 『神々の考古学』大和書房 1998
- 『新邪馬台国論 女王の都は二ヵ所あった』大和書房 2000
- 『箸墓は卑弥呼の墓か』大和書房 2004
- 『日本書紀成立考 天武・天智異父兄弟考』大和書房 2010
- 『神と人の古代学 太陽信仰論』大和書房 2012
- 『続・秦氏の研究(日本の産業と信仰に深く関与した渡来集団の研究)』大和書房 2013
- 『『古事記』成立の謎を探る』大和書房 2013
- 『日本神話論』大和書房 2015