夏侯徳
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夏侯 徳(かこう とく)は、中国の小説である『三国志演義』の登場人物である。
劇中の活躍[編集]
『三国志演義』第70回で登場する曹操配下の架空武将で、夏候惇の甥で夏候尚の兄に設定されている[1]。218年の曹操と劉備による漢中郡争奪戦の際に黄忠の攻撃を受けて弟の夏侯尚、韓浩、張郃らが敗走して来るとこれを匿い、天蕩山で抵抗する[1]。しかし夏侯徳は黄忠を老人として侮り、張郃の諫言を無視して韓浩に兵力を与えて出撃させる[1]。だが、韓浩は簡単に討ち取られ、夏侯徳は激怒して天蕩山から出撃して黄忠と戦うが、その時に山の背後に回っていた厳顔に放火されて自軍は大混乱し、夏侯徳は慌てて消火活動に務めたが、そこを厳顔に斬りかかられて敗死した[1]。