国鉄キユニ17形気動車
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国鉄キユニ17形気動車 (こくてつきゆに17かたきどうしゃ)とは、かつて日本国有鉄道が所有していた気動車である。
概要[編集]
国鉄キハ17形気動車を改造した郵便荷物合造車である。前位側の客用扉は撤去し、後位側の客用扉は1、2は種車のものを使用したが、11以降は開き戸に置き換えられた。全車一般色で登場したが、晩年は朱色である首都圏色となった車両がある。
車番 | 配置区 | 旧車番 | 改造工場 | 改造年月日 | 最終配置区 | 廃車年月日 | 備考 |
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キユニ17 1 | 高松 | キハ17 59 | 多度津 | 1966年5月2日 | 深川 | 1980年6月26日 | |
キユニ17 2 | 高松 | キハ17 82 | 多度津 | 1966年9月5日 | 徳島 | 1979年1月24日 | |
キユニ17 11 | 七尾 | キハ17 89 | 多度津 | 1967年2月25日 | 七尾 | 1977年8月19日 | |
キユニ17 12 | 七尾 | キハ17 78 | 多度津 | 1967年6月28日 | 七尾 | 1977年8月19日 | |
キユニ17 13 | 高松 | キハ17 121 | 多度津 | 1967年9月29日 | 徳島 | 1979年10月23日 | |
キユニ17 14 | 四高松 | キハ17 54 | 多度津 | 1967年9月22日 | 高知 | 1971年3月20日 | |
キユニ17 15 | 小郡 | キハ17 31 | 幡生 | 1967年7月28日 | 小郡 | 1978年11月27日 | |
キユニ17 16 | 美濃太田 | キハ17 190 | 多度津 | 1968年9月17日 | 美濃太田 | 1978年10月28日 | |
キユニ17 17 | 美濃太田 | キハ17 192 | 多度津 | 1968年9月3日 | 美濃太田 | 1978年10月3日 | |
キユニ17 18 | 美濃太田 | キハ17 233 | 多度津 | 1968年8月17日 | 美濃太田 | 1978年6月17日 | |
キユニ17 19 | 米子 | キハ17 176 | 幡生 | 1970年9月14日 | 米子 | 1982年7月14日 |
運用[編集]
廃車[編集]
老朽化により1971年に廃車が始まり、国鉄キユニ26形気動車、国鉄キユニ28形気動車に置き替えられて1982年までに廃車となった。
関連項目[編集]
参考文献[編集]
- 千代村資夫『国鉄郵便・荷物気動車の歩み(下)』ネコ・パブリッシング2006年8月1日第3刷発行。