「第2回エンペディア大賞」が2月いっぱい開催中です。2024年に作成された記事の中から、お気に入りの記事に投票しましょう!
合唱
合唱(がっしょう)とは、複数の人間が歌うものである。
声楽の形態の一つともされる。複数の人間が複数のパートに分かれるなどの形式もある。
概要[編集]
「演唱」の一部としての合唱と、コミュニケーションの一部としての合唱は、異なる。
演唱の一部としての「合唱」[編集]
パートの数によって二部合唱、三部合唱、四部合唱、独唱の有無、伴奏の有無、声の性質などによって分類される。
日本では主に学校の合唱コンクール、入学式の入学を祝う歌、卒業式の卒業を祝う歌という形で多くの人が合唱を経験する。合唱は全員に楽器を行き渡らせる必要がなく、演奏は音楽教員1人が担当またはCDラジカセによる録音音源で出来るという気軽さからほとんどの学校が何らかの形で合唱を行っている。しかし音楽の授業は小学校と中学校のみ全員必修であり、高等学校では選択科目扱いとなるため、高校以降では合唱を経験する機会は減る。
なお多くの学校で合唱コンクールを行っているのは校内暴力などで学校が大きく荒れて問題視された時代に学級をまとめ、団結を深める手段として流行った名残りと言われ、荒れた学校を合唱で立て直すというストーリーは道徳教育の教材にもなっている。しかし校内のコンクールで1位を取らせる事ばかりを重視する事例があまりに目立って音楽教科で何を学ぶのかという目的を軽視する傾向が強くなりすぎたためか、2008年に改訂された中学校学習指導要領から合唱が削除されている。
コミュニケーションの一部としての合唱[編集]
いわゆる「バーバーショップ・スタイル」がその代表。「床屋の順番待ち」の暇つぶしのために行われたものが起源とされる。
男性四人構成が一般的であり、基本はアカペラである。ダーク・ダックス、ボニー・ジャックス、デューク・エイセスなどが著名であり、ダーク・ダックスには『ア・カペラ』というその名の通りのアルバムもある。
基本的に「民謡(フォーク・ソング)」である。打楽器や身振り手振りや足踏みなどの即興舞踏、拍手や掛け声なども許容される。
基本が「民謡」であるため、マスメディアで取り上げられることはあまり多くない。日本人はその点では有利ではあり、西海岸で『春』の二部合唱をしただけでウケた。
合唱向けの曲としては、『春』のほか
- 『ライオンは寝ている』 - 低音部担当と高音部のコンゴウインコの叫び声とかの担当がなかなか見つからない。
- 『ミスターベースマン』 - 低音部の担当がなかなか見つからない。
- ブルガリア民謡『スリコ』- 二人いればできるが、不協和音なので洋楽系には難しい。「藝能山城組」の『地の響』とか聴いておかないと難しいかもしれない。
- 『ツウィスト&シャウト』- C のメジャーコードを知っていて五人いれば普通にできる。
…… あれ? けっこうメンバーを集めるの難しいな。ハイドンの『ハレルヤ・コーラス』とか、『流浪の民』とかのほうが入門編としてはいいような気がしてきた。
エロ[編集]
相手の口腔と気道をそのまんま利用するというエロいテクニックがある。たしか「ダンシン・イン・ザ・ストリート」の MV でデビッド・ボウイとミック・ジャガーがやっていた。