半沢直樹

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半沢直樹(はんざわなおき)とは、直木賞作家池井戸潤小説・「オレたちバブル入行組」「オレたち花のバブル組」が原作である。2013年7月から9月にかけてテレビドラマが放送され、2020年にはシーズン2が放送された。

概要[編集]

型破りな銀行マンである半沢直樹が銀行内外の敵と戦う物語である。人気番組で、2013年のシーズン1の最終回視聴率は42.2パーセント(関東地区のビデオリサーチ調べ)という驚異的な数字で、平成に放送されたテレビドラマの中では視聴率第1位を記録し、「倍返し」が新語・流行語大賞にノミネートされるなど、社会現象となった。

主人公と親友[編集]

半沢直樹(はんざわ なおき)
演 - 堺雅人(少年期:中島凱斗
渡真利忍(とまり しのぶ)
演 - 及川光博
近藤直弼(こんどう なおすけ)
演 - 滝藤賢一

半沢家[編集]

半沢花(はんざわ はな)
演 - 上戸彩
半沢隆博(はんざわ たかひろ)
演 - 二宮慶多
半沢慎之助(はんざわ しんのすけ)
演 - 笑福亭鶴瓶
半沢美千子(はんざわ みちこ)
演 - りりィ

東京中央銀行[編集]

取締役会・執行役員会[編集]

中野渡謙(なかのわたり けん)
演 - 北大路欣也特別出演
大和田暁(おおわだ あきら)
演 - 香川照之
高木役員(たかぎ)
演 - 志垣太郎[1]
岸川慎吾(きしかわ しんご)
演 - 森田順平
高木専務(たかぎ)
演 - 三浦浩一

人事部[編集]

小木曽忠生(おぎそ ただお)
演 - 緋田康人

法務部[編集]

大田(おおた)
演 - 長谷川公彦[2]

東京本部営業第二部[編集]

内藤寛(ないとう ひろし)
演 - 吉田鋼太郎
小野寺順治(おのでら じゅんじ)
演 - 牧田哲也
坂本新之助(さかもと しんのすけ)
演 - 岡山天音

融資本部・融資部[編集]

定岡崇之(さだおか たかゆき)
演 - 小須田康人
倉島健太
演 - 吉永秀平
川原敏夫
演 - 井上肇
灰田雅樹
演 - 加藤虎ノ介
寺内健太郎
演 - 松永博史
加納正明
演 - 西沢仁太
福山啓次郎(ふくやま けいじろう)
演 - 山田純大

法人部[編集]

時枝孝弘(ときえだ たかひろ)
演 - 髙橋洋

大阪西支店[編集]

浅野匡(あさの ただす)
演 - 石丸幹二
江島浩(えじま ひろし)
演 - 宮川一朗太
中西英治(なかにし えいじ)
演 - 中島裕翔Hey! Say! JUMP
垣内(かきうち)
演 - 須田邦裕
角田(かくた)
演 - モロ師岡
山村(やまむら)
演 - 小林徹[3]
松下(まつした)
演 - 森山米次

京橋支店[編集]

貝瀬郁夫(かいせ いくお)
演 - 川原和久
古里則夫(こざと のりお)
演 - 手塚とおる
羽出(はで)
演 - 骨川道夫[4]

奥様会(第一部)[編集]

江島沙苗(えじま さなえ)
演 - 田中美奈子
角田美津代(かくた みつよ)
演 - 中田優子
垣内芳江(かきうち よしえ)
演 - 宇田川さや香[5]

奥様会(第二部)[編集]

岸川夫人(きしかわふじん)
演 - 松居直美
貝瀬夫人
演 - 小柳真由美
福山夫人
演 - 大森裕子

東京セントラル証券[編集]

浜村瞳
演 - 今田美桜[6](エピソードゼロ)
府川義則
演 - 栗原英雄(エピソードゼロ)
城崎勝也
演 - 緒形直人(エピソードゼロ)

大阪国税局査察部 → 金融庁検査局[編集]

黒崎駿一(くろさき しゅんいち)
演 - 片岡愛之助

大阪国税局査察部[編集]

相模(さがみ)
演 - 石黒英雄
大塚(おおつか)
演 - 永岡佑
脇屋(わきや)
演 - 岡あゆみ

金融庁検査局[編集]

島田亮太(しまだ りょうた)
演 - 竹財輝之助
木下愛(きのした あい)
演 - 近野成美

西大阪スチール融資事故関係者[編集]

東田満(ひがしだ みつる)
演 - 宇梶剛士
藤沢未樹(ふじさわ みき)
演 - 壇蜜
竹下清彦(たけした きよひこ)
演 - 赤井英和
波野吉弘(なみの よしひろ)
演 - ラサール石井
板橋平吾(いたばし へいご)
演 - 岡田浩暉
小村武彦(こむら たけひこ)
演 - 逢坂じゅん

伊勢島ホテル[編集]

湯浅威(ゆあさ たけし)
演 - 駿河太郎
羽根夏子 [注 1](はね なつこ)
演 - 倍賞美津子
戸越茂則(とごし しげのり)
演 - 小林隆

タミヤ電機[編集]

田宮基紀(たみや もとき)
演 - 前川泰之
野田英幸(のだ ひでゆき)
演 - 利重剛
小川(おがわ)
演 - 望月章男

スパイラル[編集]

高坂圭
演 - 吉沢亮[7](エピソードゼロ)
若本健人
演 - 吉沢悠[8](エピソードゼロ)
加納一成
演 - 井上芳雄[8](エピソードゼロ)
鈴木莉乃
演 - 吹越ともみ[9](エピソードゼロ)
佐藤耕太
演 - 磯﨑義知(エピソードゼロ)
瀬名洋介
演 - 尾上松也[8](エピソードゼロ)

その他[編集]

夏目三久
演 - 夏目三久(本人役)
近藤由紀子(こんどう ゆきこ)
演 - 山崎直子
近藤洋弼(こんどう ようすけ)
演 - 大西利空
来生卓治(きすぎ たくじ)
演 - ダンカン
浅野利恵(あさの りえ)
演 - 中島ひろ子
浅野佐緒里(あさの さおり)
演 - 川島鈴遥
浅野怜央(あさの れお)
演 - 若林瑠海
牧野(まきの)
演 - 志賀廣太郎
飯田(いいだ)
演 - 柴崎真人
花の先輩
演 - 吉田羊
課長
演 - 奥田達士
油山哲也(あぶらやま てつや)
演 - 木下隆行TKO
棚橋貴子(たなはし たかこ) / 大和田貴子(おおわだ たかこ)
演 - 相築あきこ
来栖誠也
演 - 玉置玲央(エピソードゼロ)
黒木亮介
演 - 北村匠海(エピソードゼロ)

放送日程[編集]

2013年版[編集]

放送回 放送日 サブタイトル 演出 視聴率[10] 備考
第1部 第1話 2013年7月07日 やられたら倍返し! 悪い上司に立ち向かうニューヒーロー誕生!!
5億を取り戻せるか? 社宅での妻たちの戦い 出世か? 友情か?
福澤克雄 19.4% 54分拡大
第2話 7月14日 上司の濡れ衣を振り払え! 悪者に倍返し 21.8% -
第3話 7月28日 クソ上司に倍返し! 部下のピンチを救えるか!? 裏切り者も出現 22.9% 15分拡大
第4話 8月04日 10倍返しなるか! 上司と部下の裏切り 27.6% -
第5話 8月11日 半沢が出向に…!? 生き残りをかけた戦 棚澤孝義 29.0% -
第2部 第6話 8月25日 5億から120億! 東京で、倍返しなるか
本店に異動した半沢は巨大な敵と戦う!!
福澤克雄 29.0% 25分拡大
第7話 9月01日 半沢が土下座する! 絶体絶命の大ピンチ 棚澤孝義 30.0% -
第8話 9月08日 強敵ライバル登場! 負ければ出向の危機 田中健太 32.9% 5分遅れ
第9話 9月15日 最終決戦! 出向をかけた金融庁検査!! 福澤克雄 35.9% 10分拡大
最終話 9月22日 100倍返しなるか 最後に土下座するのは誰だ!
衝撃の結末!! 友情か? 裏切りか?
42.2% 25分拡大
平均視聴率 28.7%[11](視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム)

半沢直樹II ・エピソードゼロ[編集]

放送日 サブタイトル 演出 視聴率
2020年1月3日 狙われた半沢直樹のパスワード 松木彩 6.4[12]

2020年版[編集]

その他[編集]

  • 2013年版では、香川照之演じる大和田の土下座シーンがお笑い芸人の団長安田に真似されるほど有名になったが、2022年に放送され、香川が敵役となった「六本木クラス」では、リメイク元の韓国ドラマで土下座シーンがあったが、イメージ定着を嫌った香川が拒否し、リメイク元と違う結末となった。
  • 2003年に上戸彩が主演した水10枠の「ひと夏のパパへ」に堺雅人は、主人公を脅す犯人役で出演。このドラマは視聴率が5%台と低迷。1話カットになっており、堺は10年かかって主役になり視聴率を倍返しした格好になった。

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. 原作小説から性別が変更された登場人物であり、原作の羽根夏彦に相当する役回りの人物。テレビドラマ版のプロデューサーによれば、ドラマ版では羽根を「ホテルを愛して、仕事がすべてでのし上がってきた人が陥ってしまった悪」という解釈の元、独身女性という設定に変更したのだという。

出典[編集]

  1. スポニチアネックス (2013年8月30日). “「半沢直樹」脇役降板報道は誤解 TBS「同じ名字の役が2人いた」”. 2013年8月30日確認。
  2. 芸歴書 - 大判社
  3. プロフィール - MILLENNIUM PRO
  4. プロフィール - MILLENNIUM PRO
  5. 今日からドラマ始まります♪ - 宇田川さや香 オフィシャルブログ 2013年7月7日
  6. “今田美桜、『半沢直樹』SPドラマでヒロイン役 主演・吉沢亮と初共演”. ORICON NEWS. (2019年11月25日. https://www.oricon.co.jp/news/2149465/full/ 2019年12月5日閲覧。 
  7. <半沢直樹>SPドラマ放送決定、主演は吉沢亮に!「完全に倍返しですよ」”. ザテレビジョン (2019年11月8日). 2019年12月5日確認。
  8. a b c “吉沢亮主演「半沢直樹」SPドラマに吉沢悠、井上芳雄、北村匠海、尾上松也ら出演”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2019年12月10日. https://natalie.mu/eiga/news/358807 2019年12月10日閲覧。 
  9. プロフィール - セントラル
  10. 『半沢直樹』最終回で『ミタ』超え、“紅白”並みの視聴率42.2%、瞬間最高46.7%”. ORICON STYLE (2013年9月24日). 2016年12月28日確認。
  11. 野呂エイシロウ (2015年11月5日). “「下町ロケット」異例のヒット生む緻密な戦略”. 東洋経済オンライン. 東洋経済新報社. 2018年1月19日確認。
  12. タイムシフト視聴率10【関東地区】2019/12/30(月)~2020/1/5(日)”. ビデオリサーチ. 2020年1月28日確認。

外部リンク[編集]