北方領土の日(ほっぽうりょうどのひ)とは、2月7日の記念日である。昭和56年(1981年)1月6日に日本政府によって閣議決定されることで制定された。これは幕末の安政2年(1855年)12月(新暦の場合は1855年2月7日)に江戸幕府がロシアとの間に日露和親条約を調印し、それにより北方4島が日本固有の領土として(条約では択捉島の北、ウルップ島との間を国境として定めていた)認められていた。日本政府が北方領土返還への国民の関心を高めるために制定したもので、日本各地で北方領土返還のための運動が行なわれるようになった。
この日には毎年、内閣府と関係団体で構成する実行委員会が東京都内で北方領土返還要求全国大会を開催している。