冷し中華

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冷し中華とは、日本麺料理のひとつ。

概要[編集]

「中華」と付くが中華料理ではない。このあたりは「臺灣ラーメン」や「カツカレー」や「コロッケ」などと似たような経緯があり、海外の料理が日本に導入されて独自に発達したものである。

かつては夏場の食べ物とされ、「冷し中華はじめました」は「氷」ののぼりやコンビニおでんとともに夏の風物詩であった。

信仰[編集]

「だれは酢醤油と胡麻油か、それとも胡麻だれか」はすでに半世紀近く議論されているが、現在でも結論は出ていない。

かつて奥成達古代バビロニア起源説平岡正明の「心太(ところてん)起源説」に関する「バビ天論争があったが、平岡が自己批判して結着した。ただし、「陰陽五行説との関係についての説明が足りない」「鳴門巻および紅生姜・辛子をどう扱うか」「君子は南面するので、向かい側にトマト、向かって右側に叉焼、向かって左側に胡瓜が正しい」とかさまざまな異説があるため、冷し中華そのものについての議論に結着はついていない。

全冷中[編集]

「なぜ冬場に冷し中華が喰えないのか!」という疑問があったため、「全冷中」という組織が結成された。有名人ではタモリ山下洋輔筒井康隆などがメンバーとしていた。

関連項目[編集]

脚注[編集]