陰陽五行説
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陰陽五行説とは、主にアジア大陸における民間伝承・民間信仰を体系化するという試みである。「自然主義」「実証主義」「経験主義」などを基本歳、道教にも影響を与え、そののち儒教(主に朱子学)によって歪んだ形で伝えられてもいる。日本でも漢方などでは一般的ではあるが、それに乗じてカルトの手口にも使われる。
概要[編集]
「陽」の代表は「太陽」であり、「太陰」は月である。男性は陽とされたため男性器は「陽物」といわれ、女性器は「陰部」とされた。ただし平塚らいてうの『元始、女性は太陽であった』宣言以降に、フェミニズムの方向性が変わってきたため、「男=陽」とは言いづらくなった。
「五行」は「国の中心」とされ、四方は色分けされる、という思想がある。南は赤、北は白、東は青、西は黒である、それぞれ」「南・赤・朱雀」「北・白・白虎」「西・黒・玄武」「東・青・青竜」がいて國を守っているとされる。なお、都は「黄」とされる。
「相生」「相剋」という関係があるとされ、「相生」は「木生火」「火生土」「土生金」「金生水」「水生木」の関係があるとする。「相剋」は「木剋土」「火剋金」「土剋水」「金剋木」「水剋火」の関係があるとする。
五味[編集]
木は「すっぱい」、火は「にがい」、土は「あまい」、金は「辛い」、水は「しおからい」とされている。これを五味という。