兵庫県競馬組合
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兵庫県競馬組合（ひょうごけんけいばくみあい）とは、兵庫県・尼崎市・姫路市の三者で構成され、園田競馬場・姫路競馬場で地方競馬を主催する一部事務組合である。
概要[編集]
組合で競馬の主催を行うようになったのは1981年とかなり最近のことだが、兵庫県における地方競馬は1929年に淡路島でスタート。1930年に園田へ移転し、戦争の激化と戦後の荒廃に伴う中断期間2年を挟んで1946年より競馬を再開。サラブレッドが集まらなかったため、アングロアラブを集めてアングロアラブのみで競馬を行うようになり、いつしか「アラブのメッカ」と呼ばれるようになった。（ここで言うアラブとは馬の品種であるアングロアラブのことであって、アラブ地域及びその中に所在するイスラム教の聖地であるメッカとの関連はない。）なおアングロアラブ競馬は中央でのアングロアラブ競走終了に伴う生産頭数減少で維持が困難になると予想されたため、1999年よりサラブレッド競走を開始して段階的にアラブ競走を縮小。2004年8月に終了した。
障害競走を行っていた時期もあるが、1970年代前半（少なくとも春木競馬場が廃止されるよりも先）に障害競走は開催を終了。以後は平地競走1本で行われている。
福山競馬場の場外発売所だった福山市の福山駅前場外発売所とゆめタウン松永に入居していたシャトル柳津を福山競馬場廃止後に兵庫県競馬組合の場外発売所であるDASHとしてリニューアルし、呉市へも進出するなど地味に勢力拡大を行っている。