八重垣神社(やえがきじんじゃ)とは、宮城県亘理郡山元町高瀬字笠野128に存在する神社である。祭神は素盞鳴尊。
室町時代中期の応永16年(1409年)に藤波祥学の祖・堯雄が伊勢神宮に詣で、素盞鳴尊の神霊を乞い、午頭天王と称して鎮守したといわれている。社殿は江戸時代後期の寛政年間(1789年から1801年)に造営されたもので、総欅造で彫刻「かご彫り」がある。
旧暦6月14日から6月15日にかけて毎年例祭が行われるが、これは仙南地方の3大夜祭として数えられている。