全 奇(ぜん き、? - 250年)は、三国時代の呉の武将。父は全琮。兄弟に全緒・全懌・全呉。
全琮の次男[1]。二宮の変が起きた際、魯王派に属して孫覇を支持した[1]。父と共に張休や顧譚らを讒言で追い落とすなどしたが、250年に孫権が孫覇に死を命じた際に全奇も魯王派の首謀者として連座して死を命じられた[1]。