京阪2400系電車
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京阪2400系電車(けいはん2400けいでんしゃ)は、1969年(昭和44年)に登場した京阪電気鉄道(京阪)の通勤形電車。製造は川崎重工業兵庫工場。
概要[編集]
2200系の後継として導入され、輸送力増強及び輸送力で劣っていた1000型(2代)の置き換えのために7連6本の42両が製造された。
車体は2000系・2200系と同様にモノコック構造の「卵型電車」とされ2200系と同一の全長18.7mの両開き3扉車である。機器に関しても2200系とほぼ同一の東洋電機製ACDF-H4155-576B(直列17段、並列13段、弱め界磁10段、発電制動34段)と、発電ブレーキ搭載の抵抗制御が採用された。
機器で特に注目されるのは冷房装置を登場時から搭載されたことであり、東芝製分散式小型ユニットクーラーRPU-1509Aが搭載された。
組成表[編集]
2009年4月1日現在[1]。
←出町柳 淀屋橋・中之島→ | ||||||||||
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形式 | 2450形 | 2500形 | 2500形 | 2550形 | 2500形 | 2500形 | 2450形 | 竣工 | 廃車 | 備考 |
区分 | Tc | M | M | T | M | M | Tc | |||
車両番号 | 2451 | 2511 | 2521 | 2551 | 2531 | 2541 | 2461 | 1969年11月 | ||
2452 | 2512 | 2522 | 2552 | 2532 | 2542 | 2462 | 1969年12月 | 2021年2月 | ||
2453 | 2513 | 2523 | 2553 | 2533 | 2543 | 2463 | 1969年12月 | |||
2454 | 2514 | 2524 | 2554 | 2534 | 2544 | 2464 | 1970年9月 | |||
2455 | 2515 | 2525 | 2555 | 2535 | 2545 | 2465 | 1970年9月 | |||
2456 | 2516 | 2526 | 2556 | 2536 | 2546 | 2466 | 1970年10月 |
廃車[編集]
2020年まで当形式では、廃車が発生してこなかったが、保守部品の確保が難しくなっていたため、保守部品確保を目的として2021年2月に2452Fが廃車された。
2025年3月22日のダイヤ改正では、7両編成の運用が削減されたため当編成も運用を離脱しており2025年度中に全車が廃車される可能性もある。
脚注[編集]
注釈[編集]
出典[編集]
- ↑ ジェー・アール・アール編『私鉄車両編成表 2009』交通新聞社、2009年、120頁。