九鬼隆直
ナビゲーションに移動
検索に移動
九鬼 隆直（くき たかなお、貞享4年（1687年[1]） - 宝暦2年8月4日[1]（1752年9月11日））は、丹波綾部藩の第3代藩主。
生涯[編集]
大身旗本・松平信定の11男[1]。正室は青山忠重の娘[1]。子に九鬼隆英（長男）。養子に隆寛[1]。官位は従五位下豊前守、長門守[1]。
元禄9年（1696年）、九鬼隆常の養嗣子となる[1]。元禄11年（1698年）、養父の死により跡を継いだ[1]。藩政においては相続の年に江戸の藩邸が類焼し、さらに風水害や旱魃・火事などの天災によって藩は多難を極め、藩財政は悪化した[1]。正徳3年（1713年）1月30日、家督を養嗣子の隆寛に譲って瑞翁と号した[1]。宝暦2年（1752年）8月4日、66歳で死去した[1]。法号は瑞翁了閑誠諦院[1]。
脚注[編集]
参考文献[編集]
- 『三百藩藩主人名事典3』藩主人名事典編纂委員会 編、1987年。新人物往来社