中村茂

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中村茂(なかむら しげる、1911年明治44年〉1月11日 - 2022年令和4年〉11月15日[1])は、2022年9月9日の上田幹藏の他界以来、約2か月間男性長寿日本一であった長寿の男性[2]

尚、記事「NHKのアナウンサー一覧 (1920年代)」に掲載されている同姓同名の人物と同一人物であるかについては、年齢から判断して関連性があるとは考えにくい。

来歴[編集]

1911年1月11日、広島県に誕生。内閣総理大臣だった鈴木善幸とは生年月日が同一である。1945年、広島市への原爆投下の3日後、がれき撤去のために市内に入り入市被曝をした。100歳を超えてからも一人暮らしをしていた。

2021年5月19日に広島県広島市在住の片山歳生が110歳で死去したことにより、110歳で広島県内男性最高齢者となった。同年10月6日、広島県福山市在住の井上敏子が死去したことにより広島県内最高齢者となった[3]

2022年9月9日に奈良県の上田幹藏が冒頭記載の通り死去(112歳121日)し、111歳241日だった中村が新たな存命する男性の日本の最高齢者となった(厚生労働省発表)。上田の死以来、確実な記録の残るアジア及びユーラシア大陸在住者でも最高齢者になっていたと思われる(ギネス世界記録に認定された当時の世界最高齢の男性は、ベネズエラ在住のフアン・ビセンテ・ペレス・モラ。)。

2022年11月15日、広島県神石高原町の介護施設にて老衰のため111歳と308日で死去[1]。彼の死により、男性長寿日本一の座は9日前に111歳の誕生日を迎えたばかりの千葉県館山市の薗部儀三郎となった[1]。薗部は後に明治時代の最後の生き残りの日本人男性にもなっている。

脚注[編集]