中村圭介
ナビゲーションに移動
検索に移動
中村 圭介(なかむら けいすけ、1952年 - )は、社会科学者[1]。法政大学大学院連帯社会インステュート教授。専門は労使関係論・人事管理論・作業組織論[2]。
経歴[編集]
福岡県生まれ[3]。1976年東京大学経済学部卒業、野村證券投資信託委託に勤務(1977年まで)。1985年東京大学大学院経済学研究科第2種博士課程単位取得退学、雇用促進事業団雇用職業総合研究所(1990年から日本労働研究機構)研究員。1990年武蔵大学経済学部助教授、1996年東京大学社会科学研究所助教授、1998年教授[4]。同年「日本の職場と生産システム」で博士(経済学)(東京大学)[5]。2015年法政大学大学院連帯社会インステュート教授[6]。
著書[編集]
単著[編集]
- 『日本の職場と生産システム』(東京大学出版会、1996年)
- 『変わるのはいま――地方公務員改革は自らの手で』(ぎょうせい、2004年)
- 『成果主義の真実』(東洋経済新報社、2006年)
- 『実践!自治体の人事評価――「評価される側」からのアプローチ』(ぎょうせい、2007年)
- 『壁を壊す』(連合総合生活開発研究所編、教育文化協会[連合新書・労働組合必携シリーズ]、発売:第一書林、2009年)
- 新装版『壁を壊す―― 非正規を仲間に』(連合総合生活開発研究所編、教育文化協会[連合・労働組合必携シリーズ]、発売:旬報社、2018年)
- 『絶望なんかしていられない――救命救急医ドクター・ニーノ戦場を駆ける』(荘道社、2010年)
- 『地域経済の再生――釜石からのメッセージ』(東京大学社会科学研究所[東京大学社会科学研究所研究シリーズ = ISS research series]、2010年)
- 『地域を繋ぐ』(連合総合生活開発研究所編、教育文化協会[連合新書・労働組合必携シリーズ]、発売:第一書林、2010年)
- 『連帯社会の可能性』(全国勤労者福祉・共済振興協会[公募研究シリーズ]、2019年)
- 『地域から変える――地域労働運動への期待』(連合総合生活開発研究所編、教育文化協会[連合・労働組合必携シリーズ]、発売:旬報社、2021年)
共著[編集]
- 『労働組合は本当に役に立っているのか』(佐藤博樹、神谷拓平共著、総合労働研究所[法政大学大原社会問題研究所叢書]、1988年)
- 『労働調査論――フィールドから学ぶ』(下田平裕身、八幡成美、今野浩一郎、中村章、川喜多喬、伊藤実、仁田道夫、佐藤博樹共著、日本労働協会、1989年)
- 『日本のソフトウェア産業――経営と技術者』(戸塚秀夫、梅澤隆共著、東京大学出版会、1990年)
- 『こんな会社に人がくる――建設業の人材育成38のポイント』(川喜多喬、佐藤博樹共著、日刊建設通信新聞社[建通選書]、1990年)
- 『作業組織の日独比較――VTR生産職場の事例』(デーメス・ヘルムート、永野仁共著、ドイツ日本研究所[Miscellanea]、1994-1996年)
- 『教育行政と労使関係』(岡田真理子共著、エイデル研究所、2001年)
- 『行政サービスの決定と自治体労使関係』(前浦穂高共著、明石書店、2004年)
編著[編集]
- 『衰退か再生か――労働組合活性化への道』(連合総合生活開発研究所共編、勁草書房、2005年)
- 『ホワイトカラーの仕事と成果――人事管理のフロンティア』(石田光男共編、東洋経済新報社、2005年)
- 『講座現代の社会政策 第5巻 新しい公共と市民活動・労働運動』(坪郷實共編著、明石書店、2011年)
- 『眼鏡と希望――縮小する鯖江のダイナミックス』(編著、東京大学社会科学研究所[東京大学社会科学研究所研究シリーズ = ISS research series]、2012年)
- 『労働組合の基礎――働く人の未来をつくる』(仁田道夫、野川忍共編、日本評論社、2021年)