下田平裕身
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下田平 裕身(しもだいら ひろみ、1940年10月[1] - )は、経済学者。専門は労働問題、社会保障、社会政策論[2]。
略歴・人物[編集]
大阪南河内(現・河内長野市[1])生まれ[2]。東京大学経済学部卒業、同大学院経済学研究科博士課程修了[2]。1966年東京大学経済学部助手、1969年東京都立大学助手[3]、1974年助教授、1983年信州大学経済学部教授[4]。1993年度~1998年度日本女子大学人間社会学部教授[5]。大学院では氏原正治郎に師事。助手としての指導教官は隅谷三喜男。『労働組合の死と再生――全金本山闘争の記録』(「全金本山闘争の記録」編集委員会編、柘植書房、1974年)の実質的な執筆者[3]。
著書[編集]
- 『労働調査論――フィールドから学ぶ』(八幡成美、今野浩一郎、中村章、川喜多喬、伊藤実、仁田道夫、中村圭介、佐藤博樹共著、日本労働協会、1989年)
- 『内地雑居とローカル・イニシアティブ――「閉じた労働市場」の崩壊に考える』(地方自治総合研究所[自治総研ブックレット]、1990年)
- 『環太平洋先住民族の挑戦――自治と文化再生をめざす人びと』(原田勝弘、渡辺秀樹共編著、明石書店[世界人権問題叢書]、1999年)
訳書[編集]
- ヒュー・ベイノン『ショップ・スチュワードの世界――英フォードの工場活動家伝説』(鹿砦社、1980年)
- ケン・プラマー『生活記録の社会学――方法としての生活史研究案内』(原田勝弘、川合隆男共監訳、光生館、1991年)
出典[編集]
関連文献[編集]
- 「少数派労働運動の軌跡」編集委員会編『少数派労働運動の軌跡――労働の現場に生き続ける人びと』(金羊社、2007年)