世界大戦
ナビゲーションに移動
検索に移動
世界大戦 (せかいたいせん、英 World War)とは、20世紀前半に世界が経験した2度の世界的規模の戦争である。
概要[編集]
従来の戦争に比べて質、量とともに巨大で、軍人のみならず、国民全体が巻き込まれる総力戦となった。また新兵器の登場と、戦後に植民地とされていた地域に民族運動が起きた。前半の戦争を第一次世界大戦、後半の戦争を第二次世界大戦という。前者はバルカン半島での民族問題、後者は世界恐慌に始まる経済問題から始まっており、いずれも20世紀が直面した問題である。
戦略ゲームにおける世界大戦[編集]
戦略ゲームでは、しばしば世界大戦と呼べるものが発生する。そこで世界大戦を定義しているゲームもある。例えば、「双方の陣営に2カ国以上の"列強"が参加している戦争」が挙げられる。ここで、列強とはゲーム内の様々な国力を表す数値をもとに決定される。この定義では、例えば列強にABCD、中小国にEFGHがいたとして、AvsBやA&BvsC&Eなどは世界大戦ではないが、A&BvsC&Dとなると世界大戦になる。そう考えると、日英と露仏が対立した日露戦争は世界大戦に近い。(ちなみに、列強と戦って勝ち、欧州諸国に文明国として認められることで、列強になれるゲームでは、普通、日露戦争まで日本は列強ではないので世界大戦にはならない)