三木タカノ
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三木 タカノ(みき たかの、明治2年(1869年) - 昭和22年(1947年))は、日本の内閣総理大臣である三木武夫の母。
経歴[編集]
宮川内村(現在の阿波市)の農家である三木時太郎の娘。少女の頃から地主の芝田家に奉公に出る。この時に芝田家で働いていた猪尾久吉(結婚により三木久吉)と知り合って結婚する[1]。
タカノは久吉との間に1人息子である三木武夫を38歳になって授かっている。なお、令和4年(2022年)時点で、日本の歴代首相の中で1人っ子は三木だけである。このためか、1人息子である三木を特に溺愛し、息子であるにも関わらず「武夫さん」と呼んでいたという。タカノ自身は無私の人格者で、集落の人からは慕われて何でも他人に分け与えたという。このため、昭和22年(1947年)に78歳で亡くなった時に、形見分けの品は何も残されていなかったといわれている[1]。