ラティメリア・メナドエンシス

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ラティメリア・メナドエンシス(学名:Latimeria menadoensis)とは、シーラカンス目ラティメリア属に分類されるシーラカンスの一種である。「インドネシアシーラカンス」「スラウェシシーラカンス」「インドネシアシーラカンス」とも

発見[編集]

1997年9月18日インドネシアスラウェシ島にて、新婚旅行中だったアメリカ人研究者のマーク・アードマン(Mark Erdmann)が魚市場でシーラカンスを見つけ、写真を撮った。この時見つけた個体は直後に消失してしまった[1]

マーク・アードマンは漁師からシーラカンスを情報を集め、翌年の1939年に標本を入手することが出来た[1]。その標本を使いDNA解析を行った結果、別種であると判明し、1999年に記載された[1]

2009年11月17日アクアマリンふくしまの調査チームが世界で初めて生きた稚魚の撮影に成功した[2]

生態[編集]

インドネシア周辺に生息しており、スラウェシ島とビアック島で生息しているのが確認されている[3]

形状[編集]

体長1~2mほど[4]

体は固い鱗でおおわれている。

アフリカのラティメリア・カルムナエと似ているが、鱗の色が異なる。

アクアマリンふくしまでは、本種の剥製を見ることが出来る [5]

脚注[編集]

出典